生物

2026年3月26日 (木)

世界初!

これはフィクションです。登場する固有名詞などは実在の物とは一切関係ありません。


イギリス国営BBC放送にて、世界の海『1年に1度、神秘・駿河湾サルパの海』放送決定!

独立連鎖個体群のサルパは世界最長の生物と呼ばれる。
1つ1つは小さな数センチ程度の個体ながら、連鎖個体群となり連なるサルパ。
まるで海の凧、あるいはスモールドラゴン。

水中を漂うサルパは、連なり、離れ、浮遊する生物。
この透明なクラゲのようなサルパが、駿河湾で1年に一度だけ、その海を埋め尽くす時がある。
世界でも希なこの現象と、謎に包まれた独立連鎖個体群。
《神秘・駿河湾サルパの海》その瞬間を初めて撮影に成功。


上記は適当に書いてみたけど、なんかこんなウンチク垂れたくなる。
そんな先日の田子でのサルパの量だった。まじ神秘的だ。

そしたら昨日の静浦でもスゴイ。もうかき分けて水中を進むようだ(しかも大量のサフィリナ!)。


人って希少性とか演出に左右され、物の本質とは違った見方をしてしまう生き物。
食べ物や景色なんかはその最たる物で「SNSやTVでで人気」となると、
それまで注目されていなかったのが突然並び出したりね。
あ、でも自分はあんまり影響受けない方だな。
食べ物は美味しいか不味いか。
希少性もウンチクも安い高いも関係ない。誰が作ろうが、美味しいか不味いか。
そうだ、サルパって酢醤油で食べれないかなぁ?

こちらの動画も見てね⇒サルパの海

 

追記
例のシームレス(縫わない)スーツを主力に作成するスーツメーカーから、新素材のサンプルが来た。
それはドライスーツに使われる生地の新製品。
一言で言うなら斬新! 
特殊なシリコンシートを貼り合わせた生地はものすごく延びて、そいで保水しない。
エキジットしてからが暖かいよね(ドライのロクハンバージョンみたい)。
さらにはラジアルと違い、重くないのよ。
この素材を使ったドライスーツは、なんと裏表ともにこの処理がされている。
洗っても直ぐ乾く。衛生的。

2026年3月10日 (火)

島遊びと環境

SNSとか見てると、傷ついた鯨を助ける動画、網にからまったアカウミガメを助ける動画、

親に見放された狼の子供を育てる動画、、etc

こう言う動物を助ける感動系多いのよ。

でもさ、中東では1000人以上死んでるんだよ、ヒューマンが。

ホモサピエンスが、人間が、人間の子供が!もちろん犬も猫も死んでるよ。

 

環境を大切に、海を汚さないで、大気汚染を防げ、、etc

でも魚雷で戦艦沈め、タンカーに爆撃したら燃油漏れまくりですよ。

爆撃の衝撃で、人間だけでなく絶対海の生物も死んでるし。

どうなの? この矛盾。アカウミガメ助けた人間が今度は、、、

やっぱ人間は一生、相手の立場に立って考えられない生き物、他の動物と一緒だ。

 

これでちまちま環境考えて、二酸化炭素排出量減らそうとか言ったって、

ミサイル一発でリセットだよね。

だれも戦争の時は環境のこと言わない。

ホルムズ海峡の海の生物のことも。

 

ウミガメくん、君はどう考える?

    ↓↓↓

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2025年11月19日 (水)

伊豆半島 海の生物多様性

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どう見ても葉っぱみたいなカミソリウオ。
右に左にゆ~らゆら

 

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このサイズだとミツボシらしい
まだ生意気じゃない

 

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ウデナガウンバチとオドリカクレエビ

 

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よく見ると柄が錦なニシキフウライウオ

 

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湾内の漁礁を転々と移動
ブサカワ代表のオオモンカエルアンコウ

 

これが一日とは思えない、、、

インスタも更新しました

     👇
Photo_20230620190201   2_20230623110201  Asamura

 

2025年10月18日 (土)

深淵

台風や荒れた海の時、その下で魚達はどうしているのだろう?

あなたも一度は思ったことが有ると思う。

自分も若かりし頃に思ったし、何度もお客さんに尋ねられた。

 

でも、魚達にとって、いや海の生物にとっては日常のことで、

一言で言えば変わらないんだよね。

そりゃそうだ、多少荒れたって深さがそれを全て吸収してくれる。

どんなに荒れても、その下では日常、、、

見習いたい境地だ

 

 

“晴れてよし

 曇ってよし

 不二の山

 もとの姿は 

 かわらざりけり”

        山岡鉄舟

 

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2025年8月22日 (金)

カワハギみたいな、、、

今朝のニュースで言ってたんだけど、

今まで1種とされたキリンが4種に分類されることになったんだって。

マサイキリン、キタキリン、アミメキリン、、、

 

まるで、  

カワハギ、アミメハギ、アオサハギイ、、みたいだ、

 

週末はホームの熱海でっせ!!

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有馬温泉にて

インスタも更新しました

     👇
Photo_20230620190201   2_20230623110201  Asamura

2025年6月17日 (火)

季節の、、

アオリイカ産卵フィーバーが来たみたい。

伊豆半島の海の風物詩だよ。

こうなると金沢からくる烏賊も楽しみ。

個人的にイカの食味はスルメが一番だと思ってる。

アオリより、コウイカより、やっぱりマイカ。

梅雨が素敵だよ。

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金沢のイカ

2025年2月17日 (月)

伊豆の春先と言えば

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Yoしさん撮影

 

お客さんが先日のダイビングで撮影したウミウシの写真を送ってくれた。
このウミウシは大変大きい個体だったから、ローガンズの自分でもばっちり見れた。
この日はウミウシがけっこう増えてきたみたいで(季節的なもの)、
ハナオトメ、アオ、キイロウミコチョウ、、などなど。
と言っても、キイロウミコチョウは、『あ、いるなぁ』くらいの認識。
だって、米粒くらいなんだもん。

ウミウシ人気は、透明度が日によって悪くなる伊豆では大変助かる。
なんせ根や岩に張り付いて、動かなくても楽しめるからねぇ。
でも、透明度ずば抜けの鹿児島離島や、南国の海ではどうだろう?
たしかにそっち方面でしか見られないウミウシもいる。
でも、自分的には群れ群れの海をしっかり見たいのが本音で、
下を見てウミウシ、、、って気にはならない。
とか言って、ここ数年はなんとなく探してる自分がいたりして。
まぁ伊豆の春先は、やっぱウミウシってのが定番なのかもね。
去年はツノザヤ系が当たり年だったけど、今年はどうだろう?




2024年3月19日 (火)

光るウミウシ

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ミズタマウミウシ

先週末に大瀬崎で見たツノザヤ系のウミウシは、
色んなバリエーションがあって見ると楽しい。
ウミウシに関わらず、海の生物ってのは、
同じ種のカラーバリエーションだと思っていたら、実は別種と認定されたり、
別の種類の名前が付けられてたけど、
最近になって、それは色彩変種と報告される事とかがある。
まぁそのくらい同じウミウシでも、いろいろなカラー、柄が有るわけで、
今回もあるウミウシを見て、色彩変異なんだろうと思ってた。

でもなんか一匹だけ、ツノでなく毛?!みたいなのが生えてる子がいて、
他のミズタマウミウシやツノザヤウミウシと微妙に違うような、、、
店に帰って調べたら、ヒカリウミウシと判明。
ヒカリウミウシなわけだから、なんと光る!
もちろんナイトダイブでしか見れないだろうけど、是非見たいね。
いや~実は、ピカチュー以外であんなにじーっと見たツノザヤ系ウミウシ初めてだったから、
なんか新たな発見があって楽しかったよ。
やっぱり有る程度の大きさ、肉眼で確認がたやすい大きさでないとダメだね。
鰓や角が分かると、なんだかウミウシにも表情がある気がしてくるもん。

 

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今週末は鮟鱇祭り。
鮟鱇はもう何度も海の中でも見てるし、
陸上では隅々どころ、腹の中までで切り開いて見てる。
だから目の美しさとか、腹ビレが子供の手みたいなのとか、
歯の作りとか、根ほり葉ほり分かる。
何せ大きいもんね。
でも雄のアンコウって見たことないかも?

 

追伸
先日このブログで、縫わないスーツ について書いたけど、
気になって気になってたら、ラブコールが届いたらしくて。
昨日電話がかかってきた。
『撮影用のモデル着用品なので、海には潜れませんが送りますね』!!!
おぉぉーー見たかったのよ。。。

2024年2月23日 (金)

再び、ほえ~

自分で書いた過去のブログ記事を読んで、
再び『ほえ~』って思ったんで再度アップします。
記事を書いたのは5月。丁度アオリイカの産卵の時期。

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これは美味しいスルメ

イカの「ほえ~」な話】

前回のブログで、
「まだアオリイカ産卵ショー見てない人、ラストチャンスだよ」って話したと思う。
あのスペクタルショーは是非見てよ。マジ感動するから。
産みつけられる卵の綺麗なこと、躍動感あるイカの行動、
コロコロと変わるイカの体表、、、、動画でも確認してね。

ところでそのイカが、なんで色を変えるか?の話もしたと思う。
一つは擬態、一つは威嚇、もう一つは求愛。
きっとこれ以外にもコミュニケーションとして体表を変えることがあると自分は思ってる。
つまり色を変えることで自分(イカ自身)の感情や思いを伝えてるわけ。
色を変えたりして擬態する物は、水中では結構いるよね。
ヒラメ、カレイなんかは砂に化けるし、
陸上ではカメレオンが代表選手かな。
でも彼らとイカタコ(頭足類)では、その色の変化の仕方が違うのよ。


初めてイカに驚いたのは、伊豆山の水中や真鶴の水中が、
まだまだ海藻(カジメ)がワサワサ生えてた頃。
砂地との境目、ゴロタ混じりの海底でイカを見つけ(アオリイカだったと)、
近づいたときのこと。
一目散に横方向に移動するイカが、
パッパッパッて、体色を瞬時に変えたんだよね。
文字通り瞬間的に、1秒以内にパッパッて。
砂→ゴロタ→カジメ、、、、白色→まだら→濃い茶色!!。すげー擬態。


イカが色を変える理由はわかるとして、この高速変化できる方法は?
最初に話した他にも色を変える生物たちは、その変える方法としてホルモンを使う。
ホルモンは血中を流れているために、色を変えるのに多少お時間を頂くことになる。
それじゃぁイカの瞬間変化は無理。
ではイカはどのようにして体表を変えるのか?

【筋繊維と繋がった色素胞を伸び縮めさせる】
絵の具の入った小さい小さい袋を無数に持ってると思ってよ。
1つの袋には1色、全部で三色。
おぉぉ、イカはまるでテレビと同じ要領で色を変えてるのかぁ。
テレビのピクセルは赤、青、緑、、でもイカの三色は赤、黄色、茶色なのだ!!
この袋を自在に伸び縮めさせ、色を変えてるんだって。
色素胞についてる筋繊維は20本。筋肉を縮めると袋の面積が広がり、その色が多く見え、
筋肉をゆるめると、袋は点になりその色は薄れて見える仕掛け!!
そのスピード、0.2秒!
まじすげー仕掛け。ほしい、、、この能力。


でもちょっと待てよ、なんかキラキラ光る虹色みたいなのもあるよね?
物に色が付く方法、見える訳は二通り有って、
一つは色素(インクとか塗料)で、太陽光の1部の色を吸収し、他の色が見える。
もう一つがシャボン玉の虹色とか、玉虫色とかの様に、
太陽光を吸収せず、それを全て反射し、見える角度により色が変わる「構造着色」。
クジャクの羽とか、蝶のはねとかも。

はいはい、ここからよ、イカがすごいの

イカはこの構造着色にも抜かりなく、色素胞の下に虹色素胞の層があるんだって!
(びっくりマークだらけだ)
おっとこれで終わりでない、
さらにその下、虹色素胞の下に白色素胞がある。
白色の層は、どうやら光を散乱させるためにあるようだ。
こうなると、イカは体表の色を変えるために生きてる気がしてきた。
でも納得。これがあの綺麗な虹色や、真っ白に変化する体表の理由なんだね。

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アオリイカのメスの体表

 

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オスの体表

 


是非アオリイカ産卵、見て下さい!!
感動もんだから。

 

2023年9月20日 (水)

南方の奄美大島みたいな伊豆の海

先日の西伊豆田子でのダイビングで思ったこと。

 

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イソギンチャクの白化

 


ヒメエダミドリイシ



湾内の白崎ってポイント潜ってた時なんだけどね、
ここはサンゴの群生地がある伊豆でも貴重なポイント。
他でも見られるところはあるけれど、
台風で壊滅したとか、規模がそれほど大きくないなど、
伊豆でのエダサンゴ類の繁殖としては、
いろいろな条件がそろわないと、なかなか規模は大きくならない。
そんな中、久々に潜って思ったのが、
『規模大きくなってない?』って感想。
前はそのサンゴポイントに、春先ともなると伊豆特有の海藻が生い茂ることもあり、
サンゴにとっては海藻が擦れたり、絡みついたりで、かなりのダメージを受けてた。
(あくまでもサンゴにとっての話)
ところが近年、この海藻がどこの伊豆の海も育たないわけで、
変わって勢力を盛り返してきたのが、そのエダサンゴ類。

 


テーブルサンゴも群生

 

このヒメエダミドリイシと言う名前のサンゴは、
田子ではだいたい6~12mくらいの範囲に広がってる。
湾内のもう少し浅い場所には、テーブルサンゴの群生も見られ、
その砂地の砂泥感といい、死んだサンゴのガレ場感、そして、
元気に泳ぐチョウチョウウオ系やヤッコ類を見ていると、
『何だか奄美大島の湾内見たい』、と錯覚するほど。
とくにこの、水温の異常にポカポカする陽気と重なり、
もはやここは『奄美と変わらない環境なのかも?』と。

もう何十年も前から漁師とか関係者は『温暖化だよ』、なんて言ってたけど、
ちゃんと真冬になれば14度くらいの水温に下がり、ナマコも見られ、
春になれば海藻も育ち、それが溶ける頃には海の視界が悪くなる。
これらの通常の循環は毎年みられてるわけで、

『いっぺんに何度も上がるわけじゃないんだから、』
と思っていたけど、ここまで来ると、マジで伊豆の海の南方化現象は起きてるのは間違いない。
これは一部の生物にしたら死活問題だろうけど、
伊豆の真冬が厳しく、越冬できなかった生物にとっては朗報なんだろうか?

 

季節来遊魚の事を昔は死滅回遊魚といってた時代。
『黒潮に運ばれ南方系の幼魚が来るけど、死んじゃうのよ』と説明すると、
お客さんの中には、『じゃ何で来るんですかね?』なんて質問する人もいた。
今となっては、それはそれで戦略と言えるんじゃないかなと思う。
ただ、個人的には、冬の凍てつくような澄んだ水と、海藻、
そして、ぐっと少なくなった魚たちの中にも、
真冬特有の生物を見るのが『伊豆の醍醐味じゃん』と思っていたが、
もしかしたら、それが一番難しくなるのかもしれない。。。

 

追伸
もうすぐ来季の島旅スケジュールを更新するね。