器材の注意するところの話
オーダー頂いたレギュレーターのセットアップ。
やっぱり良い道具には機能美があると思うのは自分だけだろうか。美しい・・・
さて、器材のお話ついでに、BCのインフレーターのトラブルについて。
インフレータートラブルも色々あると思う。
ホースとの接続部からのエアー漏れや、エアーが入りっぱなしになるとか、
BCとの接続部からのエアー漏れで、空気がたまらないなんてね。
でも今日話すのは、『なんか前より空気の入りが悪い』と言う現象。
インフレーターのインレットボタンを押すと、確かに給気されるんだけど、
以前は『ブシュー!』と勢いがあったのが、『プスぅ』って入りが悪い。
こんなふうに感じることありますか?
その場合の原因は、インフレーターのここ(※)の部分の削れが原因。
ホースを付けたり外したりを繰り返すこの部分。
何度も繰り返すことで削れていってしまう。
すると、接続した時にホースとの隙間が大きくなり、『プスぅ~』となる。
こうなると、ここのプラグ部分の交換です。
そんなに高い部品ではない(1000~2500円)んだけどね。
でも注意すれば、そうそう削れるものでもない。
正しい方法としては、エアーを入れる前に接続する。ただこれだけです。
接続しにくい時に力任せにしない。
外すときも、パージボタンを押し、残気を抜いた後にホースを外す。
ちょっとした手間で、器材の寿命が延びるわけですな。
『プスぅ~』って給気でないか、今度の海で確認してみて。