中身はこんなんなってます
中身はこんなんなってます
ダイビング器材はその使用するフィールドから考えても、
通常のスポーツやレクリエーションの道具より、丈夫に作られてると言えるよね。
残圧計なんかはその良い例で、ほとんどの人が『直ぐ壊れる』とは思ってないでしょ。
それどころか10年20年壊れずに使い続けられるのが、当たり前と思ってないかな。
実際、スーツやマスクはいくつも買い換えたけど、
レギュレーターは15年以上そのままって人もけっこう居るでしょ。
なかにはレギュレーターは買い換えたけど、残圧計はずっと使ってるよとか。
まぁとにかくダイビング器材の中でも、「手荒に扱われる代表格」が残圧計。
でも、その中身を見たことある人は少ないよね。
なので、中身を見て説明を聞くと、明日からは大切に扱うようになるよ。
難しい説明はすっ飛ばして、簡単言うと、
シリンダーバルブにレギをセットしてエアーをオンすると、
高圧ホースを通ったエアーが残圧計に流れる。
残圧計の中にはブルドン管と言う曲げられた画像のような管がある。
これが真っ直ぐになろうとする力を針に伝え、ゲージ圧がモニターされる仕組み。
見たらわかるように、デジタル的なモノは一切無い、古い機械式。
だからそれほど精度がずば抜けて良いわけでもない。
でも、全く表示しなくなる壊れ方をする事もないね。
この辺が残圧計を手荒に扱う原因だろうね。
長年使うと、ブルドン管が伸びてきて、さらに精度は落ちます。
もともと7%位の精度誤差(ダイビングの計器なら)はある道具が、更に狂い出すわけ。
特に0~50barの誤差が大きくなると、これはけっこう深刻だよね。
つまり、ここでは残圧計にも当然寿命があることを覚えておこう。何度も繰り返し使うと狂うと。
動くのと正確じゃないのは別だからね。
何度も言うけど、残圧計は水没したって動くから。
では、寿命を縮める使い方を知ると、当然ながら長持ちする方法もわかるね。
まず1つは水没。これはわかるでしょう。
たぶん一番多いのが付け置き洗いの時かな。
ダストキャップがずれていたり、ダストキャップ自体がダメになってるとか。
レギの1stに入り込んだ水が、次のダイビングで残圧に送り出される。
だから『1stに水入れたかも?』と思ったら、それ以上圧をかけずに対処すれば大丈夫。
最悪はゲージ側のスイベル0リングがダメになっていて、そして漬け起きしてしまうケース。
こうなると本体側に水が入ってくるのでアウト!
だから必ずオーバーホールが必要なのよ。
そして2番目。がんがんブツケる。
マジで狂うからね残圧計。計器類全般言えることは衝撃に弱い。覚えておいて。
オーバーホールの時に使う検圧計なんて、3個目だよ。原因は落下による狂い。
あとね、これはほとんどのダイバーやってるんじゃない?
『シリンダーバルブを勢いよく開ける』
良くないよ。講習の時習ったよね。少しあけて、シューと流れたら全開だ。
なぜって、勢いよく開け続けるのがいかに良くないかは、先ほどの画像見れば一目瞭然。
それに残圧計だけでなく、LPホースやレギの1stステージにも勢いよくバルブを開けるのは悪手。
レギの高圧ポートには凄く小さい孔、つまりエアーがかなり抑制して通るように作ってある。
また、LPホースは約1.0Mpa(ざっくり10bar)しか圧はかからない。
じゃあ『勢いよくあけても問題ないじゃん』
いやいや、でもやっぱ良くないのよ。
レギの1St内部でも、ゆっくり開けて圧をかけた方が良いんですわ。
ちょっと話が長くなってきたので、
要は正しい行動、ゆっくり開ける、が正解。
いいですか、シリンダーにレギをセットしたら、ゆっくりバルブを少し開け、
シューっとエアーが流れ、どこにもエアー漏れなどが無いことを確認したら全開にする。
たったこれだけ。
では良いダイビングを! あれ?なんかキャラ違うなぁ。
追記
オーバーホール器材とか整理してたら、骨董品がたくさんで出てきた。
懐かしのヨークスクリュー。
SOSの水深計。このアナログ水深計は良くできていて、
減圧停止しやすいように、0m~3mが90度なんだよね。




