オーバーツーリズム
今朝テレビで、伊根の舟屋の観光問題を取り上げてました。
伊根の舟屋は昔から行って見たいと思っていた所。
海に面した母屋の下に船が出入りする様が、
なんとなく『懐かしいなぁ』と感じて、勝手に親近感がわいてたから。
のどかな海辺、小さな漁船、木造の母屋が海面に長屋の様に立ち並ぶ。
まるで家のガレージに入る船バージョンだ。
冠島に潜りに行くときの音海からもそう遠くはなく、
いつか行こうと企ててたんだよね。
京都府の北端、丹後半島に位置する伊根町は、
観光客がたくさん訪れることによる問題に直面している。
人口1800人の町に、なんと年間50万人!の観光客。
しかも、舟屋は観光施設や神社仏閣と違い、
住民の居住地なのでプライバシー問題や、私有地への無断侵入。
町には駐車場も少なく、道路も狭いので車問題、、、
観光産業は右肩上がりだけれど、一次産業従事者が多い町は複雑。
まぁ観光地でお客さんが集まらないよりは嬉しい悲鳴だと思うけど、
自分が住んでいると思うと、確かにやってられないよね。
それに自分が魅力的だと思った風景の中には、静けさも含まれてるから、
そんなにいっぱい人が行くようになったら、もはや台無しとまでは言わないけど、、
難しい問題だ。
追記
10月に行く、屋久島のとなり小さな島の口永良部島。
シマダスによると、
・面積:35.8km(三宅島より少し小さい)
・人口:99人(噴火による島外避難があったため減少)
・標高:古岳657m
『湧き出る良質の温泉、魚の宝庫、緑の火山島』
オーバーツーリズムとは無縁の静かな島は、ダイナミックな地球の息吹を感じる。
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