プロ用?
どこの世界、どこの商品でも、一般ユーザー用とプロ用ってのはあると思う。
そう言う意味では、まさに正真正銘、プロ御用達のウエットスーツと言えば、
6.5mm両面スキンの真っ黒いヤツ。通称“ロクハン”。
自分がずぅーーと愛用してるもんだから、過去にもこのブログで再三登場していると思う。
シンプルなスーツであるが故に、騙しの効かないと言おうか、作り手も、使用する方も含め、
こだわってもらいたいアイテム。
使われる生地、ゴムノリの張り合わせに盛り方、サイズ、各パネル、そして形と、
どれも手抜き無く作られるアイテム。
もしこだわりなければ、それはただの黒いスーツだから、
どこのメーカーだろうと、作り手がどうだろうと関係ないことになる。
でもね、着心地や、運動性、保温力、耐久性が、コレまた大きく変わっちゃうのよ。
で、何度もお話ししてるからあれだけど、
このスーツ、とても良いんだけど(だから愛用してる)、
世の中に完璧な物は無いように、
必ずメリットが有れば、反対のデメリットがある。
メリットは、
・比べものにならないほどの保温力
・陸でもずっと着ていられる着心地
・速乾→雑菌繁殖なし
・慣れると着脱が楽
・比較的安い
デメリットは、
・破けやすいと言える
・着脱に慣れが必要
・見た目漁師みたい
てことで、着る人を選ぶ。まぁ一言でいうと、物を雑に扱う人は向いてないかな。
以上のことからわかるように、一般ダイバー向けに広く作られるわけでないので、
『キャンペーンですよぉ』、とか『お安くなりますよぉ』と言うのもないね。
たまぁ~に『スタッフ用にいかがですか?』みたいなメールが来て、格安のことがあるけど、
そういった類の物は信用できないので、作ったことがない。
て言うか、あんなめんどくさい手間のかかる物が、
安く片手間で作れるわけが無いと思ってるから。
そろそろ自分も新調かな。
ロクハンはゆったり目のサイズで作るので、
今着ているスーツが、ダメになる前に作るようにしてる。
最初はサイズが緩く、若干水の動きがあるんだけど、
そのうちバッチリサイズにフィットしてくる感じ。
このため、少しキツくなってしまってる、古い方のスーツと併用して着るようにしてる。
ロクハン愛用の方々(少数派だけど)、ジャスト価格で安くならないスーツだけど、
この、輪島が作るタイミングで一緒に作ると、多少良いこと有りますよぉ。
追伸
最近はスーツメーカーさんのカタログにも、ロクハン載ってるんだよねぇ。
しかもバカ高い値段で!
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