一呼吸三千世界
ダイビングを始めたころ、海の中に入ると無心だった。
考える余裕がなかったからなのか、
ただただ水中で、呼吸ができるだけで楽しかったからなのか、
それとも、一緒に潜るバディーに全集中していたからか。
いまは、色々考える時がある。
無心に帰ろう、
初心に帰ろう、
また楽しくなって来たから。
“一呼吸これ三千世界
言葉はわかっているんだが
こういう心境にはなかなかなれないものだ
鳥が飛んでいるのを見よ
魚が泳いでいるのを見よ
彼らはちゃんとこの呼吸を
生まれながらに飲み込んでいる
まったくえらい奴らだ”
(坂村真民詩集より)
今日は店で、もくもくと包丁を研いでみた。
結果が良くわかるからだと思うが、研ぐのは好きかも。
ただ無心になれぬ。
« これ天才 | トップページ | 伊豆半島の海の旬。いま »
「本」カテゴリの記事
- 是非読んで下さい。(2024.06.10)
- 専門家の直感は当たるのか?(2024.04.04)
- 絶望(2024.02.27)
- 2つのパワー(2023.09.28)
- 島旅と島旅の間に読書する(2023.06.26)