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2022年9月30日 (金)

注目してください

想定外の事、想像もしていなかったこと、
交通事故もそうだけど、ダイビングでもそんなことは無いと思う。
およそ考えれば、事前に想定できたことだと。
最新のダイビング事故統計データーが送られてきたのでシエアするね。

 

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令和2年を含む過去5年の事故統計です。
青いグラフが事故統計、赤は死亡行方不明者数。

ちょッと見にくいかな。言えることは増減があるもののコンスタントに事故はあるってこと。
事故者の76%が溺水。つまり水を飲んだと。
水を飲まないためにレギュレーターから呼吸してるのに不思議だね。
考えられるケースは、『浮力が確保できず水面に居るとき』が多いのかと思う。
又は水中でパニックになりレギを外してしまうとか、
レギ自体のトラブル、排気弁に異物が挟まるとか、マウスピースが切れてるとか。
道具のトラブルは別として、パニックやスノーケルクリアなどの問題って、
『初心者じゃないの』と思われがちだ。


ではもう一つ別の表を、

 

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左がダイビング事故の経験本数、右が年齢層分布

 

これを見ると、経験本数にかかわらずまんべんなく事故は起きてる。
つまり500本のあなたも、30本のあなたも遭遇する可能性はあると。
そして、あなたが50代60代なら、、、これ見ると分かるよね。
まぁダイビング人口の絶対数としてシニア層が増えているわけだから、
この数字はある意味当然なのかもしれないけど。

 

スクーバ―ダイビングを始める、又はツアーで潜るときも、
最近では健康調査票(ダイバーメディカルチェックシート)の所定の欄に、
チェックしないと潜ることが出来なくなってる。
数年前までは、そのチェックボックスに複数個該当する場合は、
医師の同意書の提出が必要だったんだけど、
二年ぐらい前かな、改訂されて質問数は少なくなったけど、
1つでも該当すると、二枚目にさらに詳しい質問に答える必要がある。

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メディカルチェックシート 
大きくしたら見れるかな?

 

質問が少なくなったのはイイこと。
何年にもわたって研究されたことが反映され、簡素化されたのかと。
ただ、医師の同意書必要な例が明確になった事もある。
具体的に、質問3は『一駅くらいの距離を歩くと、息が上がって大変又は歩けない』
と解釈できると思う。この場合は医師の同意が必要。
また、質問2は、ウチで潜っている人の90%に該当すると思うけど、
45歳以上の人は二枚目のメディカルチェックに移る、

 

 

 

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二枚目のメディカルチェックシート


45歳以上で、⇒タバコを吸う、コレステロール高め、高血圧、
このいづれかに該当すると、やはり医師の同意書が必要になる。
これらはあなたにダイビングさせないための物じゃないからね。
ダイビングの団体が、安全に潜り楽しんでもらうために採用しているチェックシート。
該当する人は、しない人に比べ、明らかにリスクが高いですよと。

是非今後の楽しいダイビングを末永く続ける為にも参考にし、
継続的な軽い運動、規則正しい食生活も意識してください。
健康だから楽しめるんだねって、当たり前の事か。

⇒安全潜水に関するこちらの記事も読んでね。

 

参考資料:DAN japanより

 

文:わじま でんいちろう

 

 

 

 

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