8月南九州無人島
南九州無人島ダイブサファリ
もしも、もしもですよ、
自分が1年に1回だけしか島旅を組むことができないとしたら、、、
きっと・・・
『僕らは僕らの無人島に行くだろう。』
これは最初に南九州無人島ツアーから帰ってきたときの正直な感想。
そのくらい楽しかったし、ハマった。
今でも自分が提供する島旅の、一つの究極的な形と言ってもいいと思ってる。
“僕らの無人島”と呼んでいるのは鹿児島枕崎の西方80kmにある宇治群島のこと。
(群島とついているから一つではない)
初めて行ったのは何年前だったかなぁ~、、、
とにかくその時は『ぶったまげた』。
当時はたしか、その1、2年前だったかに、ソウフ岩、前年にトカラと、秘境めいた数年だった。
だから相当なことでは驚かないはず、が・・・
発端は、いつもトカラに案内してくれてた松尾船長が、
『鹿児島にはまだまだイイ海がいっっぱいあります。』
『宇治草垣(草垣群島は宇治よりさらに南)なんかは、
トカラに比べたら、うんと近いのに、、、
今は潜り行く人ほとんどいませんよ。』と教えてくれた。
聞けばそこは無人島で、今は避難港になっているから船を停船でき、上陸も出来るとの事。
そしてその島の周りが魅力的なんだと。
当時は宇治群島に潜りに行くこともそうだけど、
それにもましてワクワクしたのが、“無人島でのキャンプ”!
ここではその時のキャンプの様子は割愛するけど、
とにかく楽しかったぁ。準備から楽しいもんね。
お気に入りの食器にはじまり、寝袋、バーナー、ランタンなど、
およそダイビングではあまり使わない物ばかり。
食事のメニューを決めるのも楽しかったなぁ~。
そして肝心のその『ぶったまげた』理由・・・
とにかく海がいいの何のって。
つまり、最初はそこそこ海も良くて、
無人島でのキャンプダイブが出来る事が希だったから、
それを楽しみにしてたんだけどね。
ところがどうよ!
まぁ海のすばらしいこと♪
透明度も抜群に良くって、魚がごちゃまんといて、
そんなポイントが、ベースキャンプの島の周りどころか、
港のすぐ目の前(ホントにすぐ前)から広がってるんだから!
そりゃ~ぶったまげるよ。
しかも、鹿児島からたったの2時間ほどでこの魚影だから。
なんでみんなこないの?
⇒前回の無人島の様子もご覧ください。
もう一つおまけ。
おまけにしては豪勢だけど、、
宇治群島に向かう途中のクルーズでも目が離せないんだ。
この辺り一帯の海は非常に魚が多く、漁船や遠征釣りもよく見かける。
また人間だけでなく、カツオドリをはじめ各種海鳥達も船と併走してコチラをきょろきょろ。
青い空とブルーの海に滑空する海鳥。
途中1時間ほど走ると見えてくる、絶海のかっこいい奇岩も楽しみだ。
そしてとっても嬉しいおまけが、
魚をねらうイルカの群との遭遇。
バンドウイルカでなくハシナガイルカの群。
バンドウイルカより一回り小ぶりで、運動量がハンパない。
だから、ドルフィンスイムは出来ないけど、
その分、船尾船側でアクロバットをたくさん見せてくれる。
また、その数にも圧倒されるのよ。
そしてココでの夜の楽しみといったら、星空。
半径50キロ以上にわたって有人の島がないんだから。
つまり人工の明かりがまったくない。
その星空ときたら、これはもう自分のボキャブラでは形容出来ない。
よく満天の・・とか、降り注ぐ・・、みたいな表現すると思うけど、どれも当てはまらない。
どうして当てはまらないか、
それは夜空を屋根として、
いや星空を屋根に夜を過ごす、南海の無人島キャンプならではの光景だから。
BBQ宴会の後、暗くなってからもランタンの明かりの元、
みんなで今日のダイビングの興奮ぶりを話しあってた。
明日もあるからと、タープの下の即席ベッドで眠りにつく。
そしてどのくらい経ったか、、、
ふっと目をあけると、そこは星明かりに照らされた世界。
仰ぎ見る必要すらなく、水平線から天空まで、
呆然と口を開けてしまうほどの、まるで星の中に漆黒があるような感覚だ。
周りを見ると、何人かが同じように口を開けて呆然としてた。
参加者の声↓↓
【神経質でなくて良かった】
羽村市40代女性 N.Kさん
『人生の中で忘れられない楽しかったことのひとつが無人島ですね~。
感動はもちろん、お腹の底から笑った出来事がいっぱい!。
何でもあって、便利で快適なのは気持ちがよいけど、
不便を楽しむのは本当に贅沢ですよね。
お風呂に入れない? トイレはどうなの? 虫が苦手?、、
なんて躊躇するのもわかるけど、
一生に何度かはサバイバルしてみた方が良い!
神経質な人間じゃなくて良かったわ!!』
今年も、僕らの無人島を目指そう!!
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やっぱり来たぜ!大人の夏休み2022
【南九州無人島ダイブサファリ】8/26(金)~28(日)
⇒前回の無人島の様子もご覧ください。