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2022年2月 3日 (木)

テストの感想

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先日の、海での器材テストについて
まず最初にフィンについて。
昨年発売のドライスーツ用のフィン。コレが結構いい感じだった。
なにがドライスーツ用?なのかと言うと、
 1)フィンポケットが大きく、着脱しやすい
 2)重く作ってあり、アンクルウエイトがいらない
 3)スプリング標準装備でさらにフィット
と3つが上げられる。実際に使うと上の3つはそのまま実感できる。
でもこれ以外にも良さが感じるところがあった。

それは“あおり足”。
ドライスーツ時のフィンキックといったら、“あおり足”。
足を交互に上下に動かすフラッターキック(普通のキック)と違い、
一見カエルさんの様なこのあおり足だけど、
ドライスーツの場合、7:3位の割合でダイビング中は圧倒的にあおり足が多い。
もしかしたら8:2、いや 9:1かもしれない。
要はそれほどにドライの時は、あおり足が効率的で多用するって事。
あおり足だと、「無駄な動きがないのでエアー消費を抑えられ」、
「砂などを巻き上げることもなく」、「長距離を安定して進める」。
つまり、もしこれを読んで、
『あれ、わたし、あおり足使わないかも?』とか、
『よく分からないけど、できてるかな?』ってあなたが思ったとしたら、
無駄な動きが多くエアーいっぱい使い、砂とかめっちゃ巻き上げ、
ちょっと移動すると『まって、まって~』となってる可能性が非常に高い。

と言うことで、これからは、このあおり足をマスターするようにしてくんな。


話を戻すね。
で、テストしたフィンは、このあおり足がしっかり出きるってだけでなく、
瞬発的にフラーターキックでもしっかりついてくるフィン、だったのよ。
あおり足は、ゆっったり無駄な動き無く長距離移動や、
ピッタリ中性浮力で、海底すれすれをマクロ生物ウォッチングとかには向いてるのね。
でも、『あ、向こうに群れてるのは何だ?ダッシュ!』
って時には向いてないんだよね。
テストしたフィンの1番は、ここですな。
「あおり足も、ダッシュも出きるフィン」でした。
良いとこずくめだね。でも価格が、、、4万円って、、
たしかにスプリング標準装備だけど、少々お高いかな。まぁ良いフィンだけどね。

 

あと、久々にドライスーツで思ったこと。
フルフェイスマスクじゃないと、顔冷た!!
ドライだから寒いわけ無いだろうと思い、
フルフェイスじゃなく、普通のマスクにフードで潜ったわけよ。
そしたらもう、顔だけ冷たい冷たい。
こりゃこの時期、フルフェイス外せないかもね。
一度暖かい思いすると、それと比較しちゃうから。
「ドライスーツ+フルフェイス」は、寒冷地でのダイビングを見据えて準備してたけど、
普通に伊豆で快適なもんだから、どんどん軟弱になっていくような、、、

 

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そう言えば、自分の使ってるフルフェイスマスクも日本製。
made in tokyo、下町工房で作ってもらった逸品。
快適なだけでなく、とにかく安全安心。
細部まで素晴らしい作りです。
寒いのイヤ!、のどが渇くのダメ!、、
鼻で息できないのは苦しく感じる、って人はかなりお勧め。
圧倒的に暖かい(ケタ違いに)、陸と同じように鼻呼吸できるから喉が乾かない、
マウスピースくわえなくて良いので、顎が極めて楽ちん。

これは是非あなたにも使ってみてほしい逸品ですよ。

何度もなんどもこのブログで話したと思うけど、
『どうしてみんな使わないんだろう?』と疑問感じるほどよ。


なんか新製品のモニターの話よりも、
“あおり足”と“フルフェイスマスク”の話になっちゃったよ。

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