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2021年7月15日 (木)

海の男の話

日帰りで島に行ってきた。

久々に行った伊豆諸島の利島。
利島には今、野生のイルカが20頭ほど住み着いてて、
その子達の機嫌が良ければ、一緒に遊ぶことが出きるんだよね。
さらにこの季節ともなると、島の周りは黒潮の恩恵を大きく受けるから、
透明度も良くて回遊魚やカメも普通にみられ、ダイビングも魅力的とくる。


普通だと利島には、東海汽船を使って竹芝桟橋から一晩かけていくのが一般的。
今回は少し特別で、“THE海の男”やす兄ぃにお願いして、
真鶴からの日帰り遠征って形でダイビング&ドルフィンスイムに行ってきた。
やす兄ぃの船は大きくて、船内には7人くらい寝ころべる絨毯(リビング?)に、
二段ベット(エンジン音がうるさいけど)、
テレビ、ビデオ(漁の合間にでもみるのかな?)、トイレ、
扇風機、電子レンジ、エアコン(故障した)と、
あとは冷蔵庫でもあれば生活できるくらい。
実際氷を鬼のように船に積んで、クーラーボックス冷蔵庫代わりに、
このやす兄ぃの船で5日間ほど生活したことがある。

まぁその話はまたの機会に。

 


そんな海の男の操船する船で、安心安全そして、超気持ちよい島旅は、
真鶴から景色を見ながら(はしゃぎながら)たったの2時間で利島に到着。
この日は往路は生憎の雨だったけど、凪ぎよく快適。
利島での海の様子はこのあとの画像や動画をご覧下さいってことで、
やす兄ぃとの会話を見てみよう。

やす兄ぃに『2時頃に帰るから、それまでに戻って来てくれれば、』
と利島港で器材をおろしながら伝えると、
「おーわかった二時な」と海で鍛えた野太い声。(いつも声デカイ、いや近いのにうるさいほど)
『やす兄ぃ、鰹釣ってきてよ』と軽くお願いすると、
「おーわかった。まぁどうだかな」と言って出港していった。
行きのブリッジでやす兄ぃに漁の話をさんざん聞かされ、
その時に「カツオはスーパーじゃ売ってないよ。
あんなの食べないよ、
その日締めたカツオしか、まぁいいとこ翌日までだな」
などと生きのいいカツオの美味を聞かされてただけに、
口の中がもうカツオを想像しちゃってる自分。

 


イルカさん達とさんざん遊んでしばし休憩。
久々のドルフィンスイムはやっぱ楽しかったなぁ。
透明度もいいので遠くからでもやってくるイルカが確認できるし、
比較的浅いところを泳いでくれるのも有り難い。
子供が産まれたばかりってことで、少々母親が警戒気味だたけど、
かわいくて、白い、子イルカも2頭ほど確認でき、
母親の横をピタリとくっついて、
一生懸命ぴちぴちヒレを振るしぐさは、もう愛くるしい以外ない。


休憩後にダイビングのため港に戻ると、やす兄ぃの船があって中で寝てるようだ。
さっき出ていってから3時間しか経ってないので、
「さては魚を諦めたかな?」なんて思ってた。
ダイビングはさっき話したように、透明度も良くって上場なんだけども、
どうも利島に来ると、ドルフィンスイムのおまけ的な感じでになってしまう。
じっさいイルカ好きのダイバーはそんな感じだけど、
自分としては逆で、ダイビングのおまけでドルフィンスイムだと思ってるんだけどね。
まぁこの日のダイビングの話はまた次回に。
とっても賑やかな水中だったから。

 

 

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器材を片づけてるとやす兄ぃが、「おかず穫ってきたから、持って帰れよ」と。
なんとあの短時間に狙った獲物をゲットしたという。
しかも、「7本だな、小さいぞ。クーラーあるだろ」と手でサイズを示してみせる。
いやいやうれしい、驚いた。さすがだ。
さっそく船の獲物を見てみると、さらにびっくり。
やす兄ぃの口振り、手振りより明らかに大きいカツオが6~7本。
そりゃいつも9キロとかでかいカツオやマグロ穫ってるからねぇ。
しかも、もう一本太いのが居ると思ったらキメジ(キハダマグロの子)まで。
こりゃクーラー入んないんだけど。
『やす兄ぃ、3~4本でいいよ』て遠慮すると
「バカやろう、全部持ってけよ」


結局なんとか2つのクーラーボックスに無理矢理カツオとキメジと粉砕氷を入れ、
強引にふたをした激重のお土産を持って帰ってきた。
翌日は魚屋さんだ。
カツオ旨いだろうなぁ~。

 

Img_4262
そして翌日の仕事

 

Img_4265
身が綺麗

 

 


寝ているようだけど、あそんでくれた

 


赤ちゃんイルカが映ってる

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