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2021年2月 2日 (火)

何はともあれ、コレでしょ!

伊豆半島の日帰りに行く時も、島旅の時も、
ダイバーなら、必ず必要なのが水中ライトだ。
必ずだよ、マジで。
よく『ダイビング始めてライセンス取ったから、南の島に行く』
と言う直球ストレートな想いを、実際居るのかどうかは別にして、
聞いたり読んだりする。(でも実際はどうなんだろ?)
そう言うとき昨今は、コンデジ(小さいデジカメ)や防水ウエアラブルカメラ(GOプロ等)
を買ってもっていく、らしい。
器材はまだ持ってなくても、何をおいてもそれなんだと。

『おいおい、だったら水中ライト持ってけ』と言ってやりたい。

何はなくともライトだと思うよ。
恐らく先般の状況で、
南の島(島かどうかはこの場合どうでもよい)にカメラを持って行きたいって人、
「画像をとってSNSにアップして“いいね”ってして欲しいんだよね。」
確かにカメラは楽しさには貢献するのかもしれないけど、
安全性には何ら貢献しない。
対して水中ライトは、あなたの安全性にも、そして楽しさにも貢献だ。

 

P2020483

前回のブログで動画撮影をする機器を注文した話を載っけたけど、読んでくれた?
まぁ最近は、ちょっと前と比べてとにかくデジタル系は安いね。
ハウジング(水中で操作できる防水ケース)20万、本体15万とか普通だったもん。
ちょっと冷静に考えて、水中撮影する時はシメて35万!
ところが、今や1/3~1/5位でそろってします。
水中ライトだってそうだね。
強力に明るいライトは、デカくて重くて高い!(9万とか)が当たり前だったのが、
明るくて、コンパクトで安いライト(2万とか)になった。

 

実はライトの話をしようと思ったのは、
今回カメラやハウジング、ワイドレンズ(水中を広く映す)と一緒に、
それ用にライトも新調したからなんだよね。
自分は今、常用しているライトは2本ある。
両方とも後方のダイバーに合図を送ったり、
岩陰の生物を探したりに大活躍。
もし、メッシュバッグにライトを入れ忘れた事を海で気がついたら、
『うわ!しまった、ライト忘れたよ、どうすべ!』
て感じで、自分の頭をボコボコに叩いてやりたくなる。
2本持ってる自分が、さらにもう一本買うライト。
忘れたら、自分を呪ってやりたくなるライト。
でも『インストラクターだから、、』
と、もしあなたが思ってたら、
そりゃ、ちゃんちゃら笑っちゃう思いこみだ。
何度も言うが、何はなくともライトなんだよ。

 

【ではその理由】
 ①水中で離れたダイバーに合図を送れる
 ②岩陰、くぼみ、クレパスなどの海底環境に対応する
 ③生物観察がどえらい楽しくなる
 ④透明度が悪い時にこそ
 ➄万が一漂流したら
ライトが無いと、上の5個すべてが叶えられない。

ここまで随分長くなったので、細かな説明は割愛。
①~③はほぼ全てのダイビングで、ほぼ毎回有ることだから説明はいらんでしょ。
④は伊豆特有なのかな?こう言うとき楽しめる人とオモロない人の差がライト。
最後の➄だけは一言付け加える。
あなたがもし、外洋のボートダイビングで漂流し、
捜索が難航し遅れ、夕方以降になってしまったら。
ライト一本に命を救われるんだよ。
この話は当事者に聞いたから本当のことだけど、
夜に海上保安庁に見つけてもらえたのは、
『ライトの明かりが見えた』から。
17時間漂流した当事者の話は、またそれは別の機会に。

 

【次はいよいよどんなライトがあるか】
まずライトの明るさにもいろいろある。
単位はルーメンで表すことが多い。(200ルーメンより1000ルーメンが明るい)
次に画角。大きく分けると、超狭い、広角、普通とでも言おうか、
スポット(10度以下)、ワイド(70度以上)、ナロー(30度くらい)と光束の角度が違うんだね。
先ほど、『2本持ってる自分がもう一本、、』と話したよね。
2本持っているのは超スポットと、大光量のナローライト。
撮影用にはムラのない広角のライト(100°)が欲しい、てことだね。

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スポット(5°)

 

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強力な明るさの(30°)

 

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ムラの無い広角(100°)

実は『もう一本、、』と言ったけど、こっそりさらにもう一本注文してしまった。
すでに使っている、超スポットのライト、これと全く同じ物。
同じ物をなんで?
そう、ライトの画角(5°)も明るさも同じ。
違うのは、“色”。(正確には色温度と言う)
新しいライトはより自然光に近い色に進化。
『したんですよ輪島さん、ホラ。ガイドさんに大評価なんですよ』
と、撮影機器メーカーの服部さんに乗せられたのかな?

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色の違いが判るね

 

本体の大きさ、明るさ(ルーメン)、角度、色温度K(ケルビン)、
そして値段と最初にどれを選んでいいか迷うところだね。
最初の1本目のライトは、
広角でもスポットでもなく、普通の画角がいいと思う。
値段も手頃だし、大きさも手のひらサイズがある。
ハンドストラップが付属品で、バッテリーも充電式だったり。
まぁ、多機能(ワイドとスポットの切り替えが出来る)なライトで、
超明るければ、そりゃ10万近い値段となるよ。
あるいは超ニッチなライトも、いいお値段しますね。

 

『いろいろあるから、プロに相談して下さい』。
とにかくライトは大事だから。。

 

最後に、
あなたがナイトダイビングする時に、ライトが無いと出来ないのはわかるよね。
でもね、ナイトの時に初めてライト持つんじゃ、
きっとナイトダイビング、楽しめませんぜ。
わかりやすく言うと、
ライトは手でもって潜る。だから絶えず片手がふさがった状態に。
あなたは、その片手がふさがった状態に慣れておく必要がある。
これ、何時もライト使ってる人には容易いけど、
初めて、しかも夜、、、こりゃかなり厳しいですよ。
てことで、ライトは使い込まないといけないから(何でもそうだけど)、
早く持って慣れた方がいいよ。

 

 

追伸
あなたはすでにライトもカメラも持ってる?
だったら別々に持って潜っるより、
それがカチャッと一つになると便利だね。

 

 

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