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ないないと言って有る物って、な~んだ?
わかる?
いるいるぅって言って居ないのがお化けだけど、
出る出るって言って出ないのが、引っ込んだネジリンボウとか。
話がそれたね。
最近海で旬の食材シリーズを企画すると、
『水揚げ厳しいかもしれない』と言われます。
そりゃそうだ、自然の物なんだから仕方なし。
思い起こせば昨年3月のアンコウも、、
三日前でもぜんぜん揚がらず。
ところが、なんと当日船長から電話があって、
『揚がりました!今朝デカいのが3尾!』
さらにはヒラスズキもそう。コレも前日でなく当日の水揚げ。
そして、この前の寒鰤。
もう諦めてたよね。だってあの時化続きなんだもん。
てことで、『ないない、と言って有るのが旬の食材』なのかな?
追伸
3月のアンコウ鍋。
今年はまだ網入れてないそうだ。
船長曰く、『まだ何処でも揚がってないんですよね』
はてさて、あなたもドキドキしてみない?
好評です。
先日作ったオリジナルウエアのパーカーが。
朝、海の時に着てきた方が、
『これすっごく暖かいですね』と。
しかも別の何人かにも言われました。
『あれから職場にも着てってますよ。朝暖かくって』
春の声が聞こえたとはいえ、まだまだ真冬並の日もある。
寒暖がつづいて徐々に春になるのは毎年のこと。
これからソメイヨシノの時期にも、花冷えって言葉があるくらいだからねぇ。
でも、冬じゃにゃいんだから着るもの困る。
そんな時に大活躍なのが、このパーカー何ですわ。
春っぽく、そして暖かい。
『他の色も作れば良かった~』
『プルオーバー買ったんですけど、フルジップだとアウターにもなりますもんね。』
『フルジップにしたんですけど、プルオーバーだと首もとさらに暖かそう』
などなどのお声に答え、追加発注を行います。
お色は追って発表。
前回注文を逃したあなた、
フルジップもプルオーバーも気になるあなた、
少々お待ち下さい。
今日はあなたにお願いがある。
と、その前にこの部品を見てみて。
さて何の部品かわかるかな?
・
・
・
・
・
・
答えはシリンダーバルブの中の交換部品。
ほれ、あなたがバルブをオープンするとき、回すところの軸だね。
お願いって言うのは、今までもやってもらってたけど、
『シリンダーは、使ったらできる限り水洗いして下さいね』と改めて。
と言うのも、
今回とあるサービスさんのシリンダーバルブのオーバーホールを依頼されたんだけどね、
これが想像してたよりかなり手強くってね。
原因は間違いなく水洗い不足。
もう、これは間違いない。
使ったらすぐ水洗い。たったこれだけで、全然違うんだから。
だって水洗いしてるバルブはすこぶる快調ですから。(自分の処の)
ところが水洗いされてないバルブは、分解すると錆錆、がびがび。
だからパーツを交換するしか方法がない。
おっとこの話、あなたにも関係あるんだよ。
これはあなたにも関係ある。
例えば、あなたのレギュレーターとBCは1年に1度オーバーホールに出すでしょ。
あれもたまにいらっしゃるんですけど、
オーバーホールに出すと何でもかんでも綺麗になって帰ってきて、
もう雑に洗っても平気と思う人。
そんなこと絶対ないからね
基本は水洗いだから。
もう一回言うね。
基本は水洗いだよ。
前出のバルブの話と同じ。
・水洗いされてない(または不十分、間違ってる)
↓
・オーバーホールしてもパーツのメッキがはがれてしまい、すぐ塩が固着
↓
・パーツを交換するしかない(無駄なお金がかかる)
↓
・しかもパーツは単独で機能しないので、隣接する他のパーツも同じ羽目に。
(また出費が増える)
て事でまとめ、
『使ったシリンダーは念入りに水洗い』
『あなたの器材も、もちろん念入りに水洗い』
追伸1
水洗いはできるだけ間を空けずに、すぐに洗うのがよろしい。
時間が経つと、塩が固着しなかなか水洗いだけでは落ちなくなるから。
追伸2
自分はこんなに海に行ってて、そんなに時間をかけて海で洗ってはいないけど、
でも自分の器材のオーバーホールの時に、
中開けると自分でも驚くほど綺麗ですよ。
こんどコツを聞いて下さい。
あとね、レギとかマスクとか日向に干さない方がいいよ。
【キャンセル待ち】50%
青梅市女性 H.Sさん
鰤が届くか心配でした。
キャンセル待ちでしたが、なんとか行けることに。
まる丸と太った鰤。お刺身はもちろん、
ブリカツに漬け丼と大満足。
この時期の寒鰤はすっごく脂がのってて美味しかったです。
風が強く、あら汁が出来なかったのは残念。
来年はあら汁も食べたい。
【食べ損ねた、、】120%
福生市女性 M.Mさん
おはようございます。
おいしい寒ぶりごちそうさまでした。
ごめんなさい、遅くなりましたが
感想送りまーす!
ポカポカ陽気の中、海でおっきな寒ぶりを目の前でさばいてもらい、
お刺身、漬け丼、鰤カツのフルコース☆贅沢です!
大トロは醤油をはじいちゃうくらい脂がのっているのにぺろっといけちゃう。
これは脂が良質なせいでしょうか!
佐渡で食べ損ねた鰤カツも食べられてよかったです♪
なんだかフライにするのはもったいない気も?でしたが、
揚げたてをいただいたら、ふわっふわでなんとも言えないお味☆鰤カツ最高☆
やっぱり贅沢です!
【ぜんぜん違う】100%
青梅市女性 N.Uさん
空が出てお声かけ頂いたので。
鰤が届くか心配でした。
あんなに丸々とした鰤を見て、思わず写真を撮りました。
味はもう完璧。刺身はもちろん、漬け丼フライと、
何だかいくらでも食べれます。
あんなに大きな鰤はめったに食べられない。
脂がのって味が全然違いました。
又参加したいです。
【心配でした。】110%
羽村市 河野正樹さん
事前の気圧配置が悪く、ブリがあるかどうか心配でした。
無いならキャンセルしようかと、、、
でもそこに鰤があるから。
デカイ!!ブリカツ最高!刺身も最高!願わくばしゃぶしゃぶも、、
魚の王様はやっぱり鰤です。
【ブリカツ最高】100%
飯能市女性 A.Sさん
時化続きだと聞いていたので、鰤の入手が心配でした。
でもお会いできた。
ブリカツが最高でした!ポン酢とワサビが良く合うこと。
もちろんお刺身も>
やっぱり金沢直送の寒鰤は美味しい!!
【ふわふわ】100%
羽村市女性 A.Mさん
こんにちは
11月に参加した時の寒鰤の味が忘れられず、エントリーしました。
鰤カツはフワフワ、お刺身は肉厚で部位ごとに少しずつ違う食感に驚きです。
更に、それがどんぶりになってもぅ最高。
お腹いっぱい頂きました。
2月とは思えないほどの暖かさで熱海の海も最高でした。
寒鰤は美味しいと伝えたいです。
もちろん100%です。
この日のワクワク沈船の映像をどうぞ。
寒くなればなるほど、
つまり吹雪けば吹雪くほどに脂がのって旨くなる能登寒鰤。
金沢では11月の雷を、鰤おこしと言うそうだ。
そろそろ冷えて旨くなるぞぉって事なんだろうね。
実際、11月より昨日の寒鰤の方が大きかったからかもしれないが、
脂の質、身の弾力ともに上等。
港に生ってる鬼柚を搾ってブリカツもペロリと。
たらふく刺身食べたあとでも、鰤の漬け丼もペロリと。
10キロの寒鰤様はきれいに胃袋へ。
流石にアラ、カマまでは無理なのでお持ち帰り。
どこかのタイミングで寒鰤のアラ汁様にお目にかかれるかもよ。
追伸
山口船長に腹身を摘まましたら、
『ん~、うまい!旨い!うまいっ!』連発。
トロ部分をサクであげたら、速攻ヱビスビール買いにいった。
この日出会った鮫の映像もどうぞ。
水温少し下がったね。
まるでパクリ商品なんて言ってしまったけど、
キックをするとまったくの別物だった。
明らかにレボより蹴りやすい。
もっとも、Sプロのジェットフィンレボの製造元はキヌガワ(GULL)なわけで、
自社でジェットホールのある、幅広のストラップフィンを開発したところ、
従来からのノウハウに+したため、結果形が似てたってのが本当のところだと思う。
最初に持った時に、重くない?と思ったけど、全く海の中では感じない。
水面でも、水中でも、適度な抵抗感でしなりがいい感じだった。
しいて言えば、もう少しフィンポケットが小さいほうが自分的にはイイ。
ま、これもドライスーツでストレスが無いように、って言うことのようだけど。
メーカーでは初心者にも上級者にも、とのコンセプトだけど、
使った感じでは、ある程度フィンを正しく蹴れている人が使って、
初めて違いが分かるモノ、だと思う。
でも、しばらくモニターする予定なので使いたい人は試してみて。
今のところドライスーツの女性か、ウエットの男性サイズだとおもいます。
それと今の海の透明度を聞かれるので、→今の海はこんな水色
やっぱこのセミフィッシュアイレンズはイケてるね。
140°のワイド画角だけでなく、結構小さな生物も撮れてる。
ズームなしでこれだけ写れば十分ではなかろうか。
とりあえず、きれいなイソギンチャクに居るエビ見てみて。
暖かく喉も乾かないので快適この上ない。
自分では冬のマストアイテム、と思っているが、
改めてみるとダースベーダーみたいだ。
海の中で皆がコレしてたら、ちょっと怖いだろうし、
表情もわかり難いね。→水中に現れたダースベーダー
追伸
今週は日本海側も時化るようで、今度の水揚げがちょいと心配になってきた。
まぁ自然相手ですからね。当たり前とおもってはいけない。
能登半島にも内浦があるので、そこの定置に期待しつつ、
でも天気図を見ると、、、、
【ドライスーツが、、、】95%
羽村市 河野正樹さん
コロナの状況が心配でした。
毎年恒例のイベントで、金目しゃぶしゃぶを食べたかったのですが、
今年はしゃぶしゃぶは無し。でも自前土鍋を用意して、少しだけしゃぶしゃぶ。
金目カツが予想以上に美味でした。
ただ、ドライスーツが・・・・
皆さんも金目しゃぶしゃぶ次回は是非。
今度は寒鰤。
【食べたい!】100%
羽村市 河野直美さん
しゃぶしゃぶはマイ土鍋でトライしましたが、ポン酢が必須ですな。
お刺身、あら汁とても美味しいキンメちゃん。
【高級魚!】100%
入間市 小澤伸幸さん
高級魚じゃないですか!
しゃぶしゃぶではありませんでしたが、
金目飯、お刺身、カツと異なる美味しさがgood。
家でも手に入ればやってみたいですね。
お店のパソコンモニターで動画をチェックしてみた。
でもこのモニター(頂きもの)も4k対応でないから、やっぱり宝の持ち腐れだ。
ひとまず動画を載せてみたけど、
あなたのスマホではきれいに見れるのかな?→4k動画のテスト
それにしてもこのレンズは凄い!
殆どのアクションカム(GOプロ各種、TGトラッカー、ソニー等)に
装着できるのを皆知らないのだろうか?
レンズ前からすべてピンと合うから楽だは綺麗だはで、
これなかったらGOPRO買わなかったと思うもん。
水中での撮影機器を新調したのは話したね。
動画編集とかそう言うのはとりあえず置いといて、
海から帰ってきた時や、泊りの海とかのログ記入の時、
テレビなどの大画面モニターで見られることが大事。
コロナが収束した際には、みんなで楽しく見れるようにね。
そう思ったんだけど、最近のデジタルはSNSやスマホといかに相性が良いか、
が考えられてるようで、撮った動画をテレビにつないで見るなんて機能がそもそもない。
しょうがないからコードやアダプターを購入し、やっと見れるようになった。
最新のGOプロの撮影は、驚くほど高機能。
ガンガン走りながら陸で試し撮りしても全くぶれないとか、
4Kどころか5Kの超高画質。
その他およそ自分には必要なさそうな機能もたっぷりとある。
綺麗に撮れるんだから、メディアもそれなりに容量が必要と聞いて、
64Gbのsdカードを差し込んで、いざ海へ。
~~その時の様子は割愛~~
意気揚々と翌日お店でテレビ(これももらったテレビ)につないで画像をチェック。
すると、水中で自分が見ている背面モニター(最新GOプロはけっこう背面モニターが大きい)より今一画質が悪い。
いやいや、色まで今一だ。???
なんとなくそんな気がしたんですよね。
テレビモニターのスペック不足!
試に5K→4K→2.7K→1080と画質を下げて撮影してみると、
案の定、このテレビモニターでは1080が一番見やすい。
まさに宝の持ち腐れだ。
このモニターで見る限り、5Kどころか4Kも必要ない!
んん~ん、どなたか4K対応のテレビ余ってません?
ま、撮影してる本人は楽しいからいいんだけどね。。。
大きな最新モニターで見てみたいよ。
すっごいワイド映像なんだから。
おすすめライトを選ぶ
実際に使ってみた上で、
水没のリスクも低く(故障など)、明るくコンパクトで使いやすい最新のライトをご紹介。
ルーメン・・ライトの明るさの単位
照射角・・・スポット5°~広角100°
照射時間・・フル充電での点灯時間
大きさ・・・直径と全長
A【高機能で明るくコンパクト】欲張り派のあなたに
・2600ルーメン
・スポット10°、ワイド100°の切り替え可
・光量4段階調節可 1.5時間~15時間
・直径4.5センチ 全長13センチ 340g
・52000円
この小ささで、ここまで来たかって感じ。
同クラスの明るさのライトと比較しても、コンパクトでお求めやすい価格設定。
ハンディーライトとしても、撮影用の広角としても使える。
(下記2機種の機能がこれ1台に集約)
B【デジカメ用の撮影ライトに最適】カメラ派
・1800ルーメン
・ワイド120°
・光量三段階調節 2時間~8時間
・直3.5センチ 全長12.5センチ 218g
・35000円
小型のデジカメにつけても、大きさ重さともに全く気にならない。
ムラのない自然光は生物を観察するにもイイ。
ただしワイド光だけのため、明かりは遠くまでは届きません。
C【まずは1本持ちたいハンディライト】ナイトダイビングに!
・1200ルーメン
・10°
・光量四段階調整 2時間~20時間
・直径3.3センチ 全長14センチ 168g
・25000円
光量もしっかりとあり、スポット光周辺も柔らかく照らします。
実績のあるハンディライトの逸品。昨年から展開のカモフラ柄は人気。
C’【とりあえず1本のハンディライト】
・900ルーメン
・11°
・光量三段階調整 3時間~10時間
・直径3センチ 全長14センチ 200g
・12000円
使いやすいハンドストラップや、チーム識別用カラーリングなども付属。
お値段手頃に今年の発売。
ただしスポット光のみなので、撮影用としては適しません。
その他少しマニアックな、、、、
【驚異の8000ルーメン】ガイドさんに一番人気。
・8000ルーメン!
・スポット10°(2600ルーメン) ワイド120°(8000ルーメン)切り替え可
・光量調節可 3時間~12時間
・直径6センチ 全長15センチ 550g
・98000円
ゴツいですがモノ凄いです。超明るい。
この他、撮影ライティングに特化し、色彩にとことんこだわったライトや、
超強力なビーム光(遠くまで)のライトに、集魚用の超強力ライトなど、
様々な機種が発売されています。
その中で上記3タイプ(A~C)は、コンパクトさ(持ちやすさ)、値段、頑丈な作り、
経済性(充電式のオールインカム)を考えた上で、非常にお勧めな物です。
一昔前では考えられないほど、小型で高性能なライト。
新しいライトを持つと、間違いなくダイビングが楽しくなります。
そして、“持って海に入る事に慣れる”ことで安全性も向上します。
『何はなくとも、やっぱりライト』なんです。
さらに膝を打った話
あなたもマジで注意して、
スマホでばっかり検索、閲覧してると、、
一つ前のコカコーラの話は読んでくれたかな?
ウエブサイトやSNSが主流でない頃から、ずっとそうであったろうけど、
現代はさらに注意が必要。
WebだろうとTVだろうと、あなたにそう思わせようとする発信者は、
大勢、頻繁に、24時間休みなしなんだから。
ここから回避し、本当に大切な情報を得るためのアドバイスが、
今朝読んだ本に書いてあったのでご紹介します。
アドバイスは2つ。
その1.信頼できる情報が欲しければ、たっぷりお金を払うこと。
“今のニュース市場”のモデルは、
『費用のかからない、エキサイティングなニュースをあなたの注意と引き替えに』だ。
あなたはニュースに何も支払わずに、低品質な製品を手に入れる。
さらに悪いことに、あなた自身(個人情報)が製品になってしまう。
まずセンセーショナルな見出しに目を奪われ、広告主や政治家に売られるのだ。
したがってニュース市場では
「お金は掛かるが、あなたの注意を濫用しない高品質のニュース」
のほうがはるかに優れている。
自分の注意をタダで差しだし、
見返りに低品質な情報しか受け取らないというのは、狂気の沙汰だ。
例えば、ある怪しげな億万長者が、次の取引を持ちかけたとしたら、
『毎日一時間、あなたを洗脳して、私の思い通りの政治的偏見と、
商品の偏見を、あなたの脳にインストールさせて下さい』
あなたはこの取引に同意するだろうか?正気の沙汰ではない。
だから、その怪しげな億万長者は違う取引を提案する。
『毎日一時間洗脳させてください。このサービスは無料です。』
するとこの取引は、何億もの人に魅力的に聞こえるらしい。
そんな人々に倣ってはいけない。
その2.もし、何らかの問題が自分にとって格別に重要に思えるなら、
関連した科学文献を読む努力をすること。
真実は勝手にやってくるんでなく、知る努力をする事なんですね。
膝打ちまくった話。
追伸
ライトがあなたを守ることと、ダイビングを楽しくするのは真実。
海に行くときはライトの充電お忘れなく。
でっち上げの話を1000人が1ヶ月間信じたら、
それはフェイクニュース。
だがその話を10億人が1000年信じたら、
それは宗教で、それをウソだと揶揄すれば、信者の感情を害する。
もう一つ
あなたのコカ・コーラのイメージは?
若く健康な人たちがスポーツを一緒に楽しんでいるところ?
太陽降り注ぐビーチで、冷たいボトルを手にする、、、とか?
コカ・コーラを沢山飲んでも若返れないし、健康になれないし、スポーツが上手にもなれない。
むしろ、肥満と糖尿病になる危険が高まる。
企業は長年莫大な資金を投じ、コカ・コーラを若さや健康、スポーツと結びつけてきた。
そして何十億の人が潜在意識の中でその結びつきを信じてる。
ユバル・ノア・ハラリ著 21Lessonsより
伊豆半島の日帰りに行く時も、島旅の時も、
ダイバーなら、必ず必要なのが水中ライトだ。
必ずだよ、マジで。
よく『ダイビング始めてライセンス取ったから、南の島に行く』
と言う直球ストレートな想いを、実際居るのかどうかは別にして、
聞いたり読んだりする。(でも実際はどうなんだろ?)
そう言うとき昨今は、コンデジ(小さいデジカメ)や防水ウエアラブルカメラ(GOプロ等)
を買ってもっていく、らしい。
器材はまだ持ってなくても、何をおいてもそれなんだと。
『おいおい、だったら水中ライト持ってけ』と言ってやりたい。
何はなくともライトだと思うよ。
恐らく先般の状況で、
南の島(島かどうかはこの場合どうでもよい)にカメラを持って行きたいって人、
「画像をとってSNSにアップして“いいね”ってして欲しいんだよね。」
確かにカメラは楽しさには貢献するのかもしれないけど、
安全性には何ら貢献しない。
対して水中ライトは、あなたの安全性にも、そして楽しさにも貢献だ。
前回のブログで動画撮影をする機器を注文した話を載っけたけど、読んでくれた?
まぁ最近は、ちょっと前と比べてとにかくデジタル系は安いね。
ハウジング(水中で操作できる防水ケース)20万、本体15万とか普通だったもん。
ちょっと冷静に考えて、水中撮影する時はシメて35万!
ところが、今や1/3~1/5位でそろってします。
水中ライトだってそうだね。
強力に明るいライトは、デカくて重くて高い!(9万とか)が当たり前だったのが、
明るくて、コンパクトで安いライト(2万とか)になった。
実はライトの話をしようと思ったのは、
今回カメラやハウジング、ワイドレンズ(水中を広く映す)と一緒に、
それ用にライトも新調したからなんだよね。
自分は今、常用しているライトは2本ある。
両方とも後方のダイバーに合図を送ったり、
岩陰の生物を探したりに大活躍。
もし、メッシュバッグにライトを入れ忘れた事を海で気がついたら、
『うわ!しまった、ライト忘れたよ、どうすべ!』
て感じで、自分の頭をボコボコに叩いてやりたくなる。
2本持ってる自分が、さらにもう一本買うライト。
忘れたら、自分を呪ってやりたくなるライト。
でも『インストラクターだから、、』
と、もしあなたが思ってたら、
そりゃ、ちゃんちゃら笑っちゃう思いこみだ。
何度も言うが、何はなくともライトなんだよ。
【ではその理由】
①水中で離れたダイバーに合図を送れる
②岩陰、くぼみ、クレパスなどの海底環境に対応する
③生物観察がどえらい楽しくなる
④透明度が悪い時にこそ
➄万が一漂流したら
ライトが無いと、上の5個すべてが叶えられない。
ここまで随分長くなったので、細かな説明は割愛。
①~③はほぼ全てのダイビングで、ほぼ毎回有ることだから説明はいらんでしょ。
④は伊豆特有なのかな?こう言うとき楽しめる人とオモロない人の差がライト。
最後の➄だけは一言付け加える。
あなたがもし、外洋のボートダイビングで漂流し、
捜索が難航し遅れ、夕方以降になってしまったら。
ライト一本に命を救われるんだよ。
この話は当事者に聞いたから本当のことだけど、
夜に海上保安庁に見つけてもらえたのは、
『ライトの明かりが見えた』から。
17時間漂流した当事者の話は、またそれは別の機会に。
【次はいよいよどんなライトがあるか】
まずライトの明るさにもいろいろある。
単位はルーメンで表すことが多い。(200ルーメンより1000ルーメンが明るい)
次に画角。大きく分けると、超狭い、広角、普通とでも言おうか、
スポット(10度以下)、ワイド(70度以上)、ナロー(30度くらい)と光束の角度が違うんだね。
先ほど、『2本持ってる自分がもう一本、、』と話したよね。
2本持っているのは超スポットと、大光量のナローライト。
撮影用にはムラのない広角のライト(100°)が欲しい、てことだね。
実は『もう一本、、』と言ったけど、こっそりさらにもう一本注文してしまった。
すでに使っている、超スポットのライト、これと全く同じ物。
同じ物をなんで?
そう、ライトの画角(5°)も明るさも同じ。
違うのは、“色”。(正確には色温度と言う)
新しいライトはより自然光に近い色に進化。
『したんですよ輪島さん、ホラ。ガイドさんに大評価なんですよ』
と、撮影機器メーカーの服部さんに乗せられたのかな?
本体の大きさ、明るさ(ルーメン)、角度、色温度K(ケルビン)、
そして値段と最初にどれを選んでいいか迷うところだね。
最初の1本目のライトは、
広角でもスポットでもなく、普通の画角がいいと思う。
値段も手頃だし、大きさも手のひらサイズがある。
ハンドストラップが付属品で、バッテリーも充電式だったり。
まぁ、多機能(ワイドとスポットの切り替えが出来る)なライトで、
超明るければ、そりゃ10万近い値段となるよ。
あるいは超ニッチなライトも、いいお値段しますね。
『いろいろあるから、プロに相談して下さい』。
とにかくライトは大事だから。。
最後に、
あなたがナイトダイビングする時に、ライトが無いと出来ないのはわかるよね。
でもね、ナイトの時に初めてライト持つんじゃ、
きっとナイトダイビング、楽しめませんぜ。
わかりやすく言うと、
ライトは手でもって潜る。だから絶えず片手がふさがった状態に。
あなたは、その片手がふさがった状態に慣れておく必要がある。
これ、何時もライト使ってる人には容易いけど、
初めて、しかも夜、、、こりゃかなり厳しいですよ。
てことで、ライトは使い込まないといけないから(何でもそうだけど)、
早く持って慣れた方がいいよ。
追伸
あなたはすでにライトもカメラも持ってる?
だったら別々に持って潜っるより、
それがカチャッと一つになると便利だね。
昨日、魚屋に週末のキンメを頼んできた。
『朝取りに来るから。刺身で食べるからね』
と言って店頭陳列を見ると、キンメがけっこう安い。
『お、安い。これならイケるね』と言うと、
ねーさん「今日はね、来週はわからないよ」
もう一つ、
昨日熱海の漁師が、『わじまさん、寒鰤いつでしたっけ?』
日にちを言うと、カレンダーに○を書いて、
『自分もお金出しますから、よろしくお願いします。
無性に食べたくなります、あの脂が。
やっぱりコッチのと違いますね。
前回もらったやつは、腹の部分塩焼きにしたんですよ。
タマんなかった、、。ほんと自分も一口出しますんで。』
追伸
水温がなぜかここに着て上がった。
今までは17度切るくらいだったのが、17.5度以上。
体感的には18度ほどだろうか。
西伊豆は18度越えてるらしい。
たかが1度と思うかもしれないけど、これが全然違うのよ。
2月になって上がったのは記憶にない。
通年ならここから最低水温になり、あとは春のいつに上がるかって感じなのに。
ま、一過性だと思うけどね