南国ヨロン島の冬
与論島(よろんじま)ってのは奄美群島の一つ。
北から奄美、徳之島(相当かよった)、沖永良部島、そしてちょっと南下してヨロン。
でも地図を見るとめちゃめちゃ沖縄に近い。
昔から琉球文化圏だったようで、琉球王朝北山の三男が統治したとのことだ。
言えることは、奄美の島々の中で一番南で一番小さく、
この山がない平坦な島は、特にのんびりした島で、
それでいて意外に(失礼、)島民も多く、それなりにお店がたくさんある。
居酒屋、スーパー、土産物屋、カフェ、寿司屋、レンタカー、洋品店、、
ヨロン銀座と呼ばれる町の中心地に行けば、だいたい何でもそろってる。
そんなヨロン島の海の中は、すこぶる透明度が良いのが特徴。
河川がないため海に流れ込む土砂がなく、
隆起珊瑚でできた島の周りは、ぐるりとリーフが取り囲む。
だから、平均していつでも綺麗(軽く30mくらい)。
今回も、12月にしては全国的な大寒波の影響で、
さすがにヨロンで雪は降らんけど、風は強いは雨は降るは、、
ところが、真剣に海の中は快適だ!ステキだ。暖かい。
陸では空は鈍色でも、海の中はまるで晴天のような明るさ(大げさでないよ)。
水温も24℃とぽかぽかで、魚にとっても夏場の異常な高温よりも、
よほど気持ちいいと見え、元気元気な賑わい。
一つ残念だったのは、いつもお土産を買いに行ってたおばぁちやんが居なかったこと。
お店を辞めてしまったらしく、店の中はがらんどう。
売ってる饅頭も手作りで美味しく、
おばぁちゃんとのやりとりが楽しかったんだけどね。
今回はお得なクーポンも使えたので、リピーターのお客さんと、
『よし、一ヶ月分の稼ぎを奉仕に行こう!』なんて言ってたのに。。。
12月のこの時期の与論島は比較的あったかで、
いつも冬の南国ムードを楽しめ、綺麗な海に潜れるってことで楽しみにしてるけど、
今回は珍しく寒かったなぁ~。と言っても気温は19℃で氷点下の関東に比べれば暖かく、
ウエットスーツの人も『全然寒くないですよ。むしろ暖かい』。
と言わしめるヨロンの海。
ま、南国の太陽はちょっとしか見えなかったけど、
また来年この時期に、美しく暖かい海へ。
『散歩いくか!』と声かけると
しっぽを振り振りはしゃぐまぁ~ご。
今度来たら引き吊り回してやるぞ!覚悟せい!
んじゃね、まぁ~ご
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