8月末の無人島から戻って、、
8月末の今回の島旅、
南九州無人島ダイブサファリから帰ってきて改めて思ったこと4つ。
一つ.島の天気海況は、やっぱ行ってみないと分からない
二つ.広大なこの薩南エリアの、限りないポテンシャル
三つ.とことん有り難い
四つ.こんな素晴らしいこと、あなたにも是非共感して欲しい
【前々日までは、三日間とも雨風予報だったのに】
一つ前のブログに書いたけど、終わってみれば最高のコンディション。
三日間とも太陽サンサンで、心配していた波もうまく躱して全く問題なかった。
それどころか、気になっていたポイントに沢山潜れ、大満足。
実は出発二日前の予報を見て、船長と相談し、
『無人島で雨と風に吹かれたらどうなんだろう?
ちょっとキツいから今回はキャンプ無しにしようかと思って。』と相談。
そうは言っても分からないのが海の天気。
だからチャーター船には、一応キャンプ道具一式も積み込んだんだよね。
『まぁ無駄に終わるかもしれないけど、そこの手間惜しんじゃいかん』
と自分に言い聞かせ。
しかし、前日の積み込み時が一番雨風吹きまくりで、ちびッと心折れるほどだったよ。
今となってはだけど、『これテントとか積み込む意味あるの?』
などとぼやきながら、
『最悪中止もまだ間に合うけど、、』なんて事まで頭によぎるほどの風。
お陰で注意力散漫だったからか、港にタンクを落としてしまう不注意。ふぅ~~
結局、当日の出発直前まで無人島でのキャンプを予定して行動していたけれど、
やっぱり南東風が強いと言うことで、初日は宇治群島に行かずに、
風をよけれる他の無人島ポイントで潜り、2日目に宇治群島に行くことに。
せっかくキャンプ道具を積んだんだし(新しく購入した人も)、
ここは行きたいところだけど、
そもそもの目的が、「なにが何でもキャンプ」な訳でなく、
宇治群島の魅力あふれる海でのダイビングだからねぇ。
いまとなってはだけど、どんなにスーパーコンピューターが性能良くなっても、
やっぱり海の状況は、結果行ってみなけりゃわからんものだと、
あの積み込み時の雨風の時の心境と、
二日後の、ステキな雀島でのダイビングの心境のギャップが物語ってる。
【アッチにもコッチにも魅力の島と岩が】
ここの海域には、チャーター船で1時間~2時間の範囲に、
本当にあっちこっちに魅力的な無人島、岩礁がたくさんある。
お陰で飽きるってことが無いのと、
風向きを見て柔軟に対応できるのが最大のメリットだと思う。
一回のダイビングツアー、島旅で、
これほど広範囲に島や岩に行けるところは、まず他にはない。
しかもだよ、どこ~も、魚まみれで野性味たっぷりで&貸し切りだ。
【有り難や~~】
二つ目の、あっちにもこっちにも潜りに行けるってメリットと重なるけど、
これが可能となるのはもちろん船長に感謝なんだが、
柔軟に対応してくれる宿泊施設があったればこそ。
直前にならないと宿泊するところも決まらない当方。
例えば今回だと、
鹿児島最西方にある野間岬で、民宿のま池をやるご主人に、
『実は宇治キャンプの予定だったんですが、
どうも行けない可能性があって、、
素泊まりでいいので明後日何とかなります?
でも当日行けたら宇治に行くから、ぎりぎりまで分からないんですよ、、、』
こんな我が儘な話があるだろうか?
これに対し、ご主人
『素泊まりなら大丈夫ですよ。
飯はキャンプでやるバーベQをやればいいですよぉ。場所はありますから』
はぁ、ありがたや~。
結局、魅力あるこの島々岩々へのアプローチも、
快く協力してくれる方々が居るからこそ。
【素晴らしさも知らなきゃ意味がない】
今回も、この魅力的な場所を楽しみに参加してくれるあなたが居たればこそ。
行ったことがないあなたはどうかな?
とことん自分はこの島旅、この海域が心底素晴らしいと思ってるし、
自分だけの胸にしまっておくには勿体なさすぎて、
通りに出てお大声で叫びたいぐらいだ。
『こんなに素晴らしい体験をしてるんだよ~』って言っても、
その楽しさ、素晴らしさにあなたが共感(理解)できなきゃ意味がないもんね。
そもそも論だけど、海の遊びの根元は“自然”だと思ってる。
つまり、安全に自然を楽しむ。
自然は予測できないがために、潜在的な危険があり、
そのために準備が必要で、でもだからこそ自然が魅力的。
ありのままの自然だから、
『ここに潜れば○○が居る』てのも分からないし、
いろんな未知が自然。
だからこそ、わくわくドキドキする体験が出来る。
伊豆と沖縄がごっちゃになったような、この海の中に、
知っている人はゴクゴクわずかなのは、
もしかしたら誰にも教えたくないからなのかも?
さぁ来年は、どのくらいの人が共感してくれるかな?
マジで素晴らしいんだから。
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