観察の勧め
魚の下顎ってけっこう伸びるの知ってる?。
その代表格がギチベラ。
初めて見たとき、二度見したもん。
『え!幻覚?』って。
体長が倍?ってくらい口が伸びる。
もうびっくらポンだ。
これによって、餌となる小魚や甲殻類が油断しきったところをいただく。
でも実はギチベラだけでなく、ほとんどの魚が口は伸びるんだよね。
今度じっっくり観察してみてよ。
スズメダイやキンギョハナダイといった、よく見かける魚。
この子たちもそう。
そよそよ流れがあったりすると、口をぱくぱくやってるけど、
よく見ると何回に1回は、
『パクっ!』って口を伸ばしてプランクトンかなんだかを食べてるから。
観察すると不思議だよぉ~。
まずあの子たちは目が両サイドに付いてる訳ね。
あんなに近くの餌が見えるんだろうか?
何食べてるんだろう?とガン見したけど、全然わからない。
魚眼だから見えるのかね?
次に、下顎を伸ばしパクって食べるとき。
これは鰓に新鮮な水を送り込むパクパクとは明らかに違う。
一瞬にして伸びる。もう目にも止まらぬ早業。
おそらく海水も一緒に飲み込んでいるとは思うのだが、
その時にエラ蓋が開くかどうかも速すぎて見えない。
この前、田子のフト根でず~と見てたんだ。
こんど観察して見て。
追伸
7月のご予約ありがとうございます。
お早いご連絡に感謝いたします。