hug
突然だけどね、
明日からは、朝、顔を合わせたら、まずハグを必ずしなければならないとしよう。
あなたの会社の同僚や、行きつけの蕎麦屋、寿司屋のお客とあなたがだよ。
そのほか、あなたのおよそ考えられる行動半径すべての状況で。
スーパーの店員とハグ、電気店員の説明聞く前にハグっ、
コンビニでコーヒー買おうと思ってマシーンに近づくと、
もう一人重なったおじさんと、『あ、どうも』とハグぅぅ。
もしこんなルールが、新しい生活、ウイルスとの共存のための指針の一つだとしたら、、、
あなたは一体どうする?
でも、これからの新しい生活では、この架空の話の間逆ナンだね。
ソーシャルディスタンスを取る。マスクをつける、、
前出のハグする事はきっと、とんでもなくあなたにとって違和感があるだろうし、
最初は苦痛かもしれないのと同じように、
これまたソーシャルディスタンスやマスクをつけることがストレスかもしれない。
でも、習慣化すれば、なんでもなくなるだろうね。
最初はいくらかの努力と、違和感があるけど、だんだん慣れてくる。
そうすると、やらない人を見るとストレスが生まれる。
そんな風に考える。
前回のブログで、
「もうすぐ“COVID-19とダイビング活動”のガイドラインを開示するね」
と話したけど、新しい生活にはいくらかの戸惑いがあると思うよ。
まぁ上の、口の臭いおっさんとハグしなければならないよりは全然だけどね。
言ってみれば、どれも大したことがない習慣だけどさ、
「唾の曇止めはしないように」とか、
「水面でもレギュレーターを外さないように」とかはどれも飛沫防止だね。
だから、あなたが今度から、
水面に上がって意の一番に、誰かの方を向いて興奮しながら、
『すごかったねー、アオリイカぁ!』ってのはやめようねと。
ジョギング中もマスクを勧めてるくらいだから、そりゃセッティング中も必要かね。
ダイビングマスクやスノーケルは、あなたの鼻水と唾液がつくもの。
だからテーブルとかに置いちゃうのは、
『使用済みのティッシュやマスクを人の家のダイニングテーブルに置くようなもの』
地面に無造作に置いてあれば、『床に落ちた使用済みマスク』となる。
ま、これも、小物類はメッシュバッグに締まっておけばいいだけだよね。
一個だけちょっと考察中なのが、そのガイドラインの元ネタ、
DANヨーロッパの発表による「個人器材とボートの措置」の所で、
「セッティングした状態で器材をボートに乗せる」とある。
↓↓
まぁおそらく船上をべたべた触らないようにするため
※「セッティング後の器材は、とくにマスクスノーケル、マウスピースは保護して、
他のダイバーの器材にも触れないようにする」
↓↓
露出したマウスピースに飛沫が飛ぶ可能性と、
口にくわえる物が他の物との接触を避けるため。
ここの箇所がちょっと工夫が必要だなぁと思う。
マスクスノーケルは船に乗せずに持ってりゃいいだけだけど、
レギのマウスピースは?
何か小さいカバーに入れる?・・・考え中。
こういうガイドラインってローカルルールみたいなものだと考えるといいかもね。
だから絶対に守らなきゃいけないものじゃない。
でもね、ローカルルールもバカにできないよ。
例えば、自分なんかは、
「アウトドアだし、海から上がった後に器材を水槽に入れるくらい、、」
とも思わなくもないが、そこの環境にいる人全員がそのように思っていたらいいけど、
逆に、そこの人の大多数が
「レギュレーターやマスクは水槽に入れないのがエチケット」と考えていたら!
ローカルルールでは自分がアウトだね。
オーバーかもしれないけど、
小さな業界では大きな官庁からの業界ガイドラインが無く、
そのためDAN(ダイビングにまつわる医療情報が専門の組織)のガイドラインは少なくとも一つの指針。
そして全てのショップサービスに情報がまわっている事を考えると、
当面はこれを元に行動することになるかと思う。
まぁ、何度も言うようだけど、口の臭いおっさんにハグするよりいいよね。
追伸
今朝、現地サービスからメールが来た。
「明日より営業再開します!よろしくお願いします」と。