『家にいて』だったら
・・
今朝、元気ですよ~とゲストさんから近況報告のメールが来た。
iPadを新調したらとっても好調で、本もよく読めて良いそうだ。
考えたら、電子書籍って読んだことがない。
軽いし、何冊でも入るし、破けたり汚れたりしないし、
ブックカバーに高価な革製の物を買いたくなることもない。
なんか、良いこと尽くめだね。
なんども登場する、進化生物学の本。
この種の本が好きではあることに間違いないが、
進化生物学系だったら何でもイイってわけじゃない。
およそ何処の世界、業界にも、
おそらく、なんちゃって〇〇な人は存在するだろうと思う。
だからなるべく本物の、専門家の本がいい。
もしかして、専門家(世界的)な人の書く物だったら、
大体面白いんじゃないの?(特に科学者は) とさえ思っている。
なんでそう思うか。
実際に自分が読んでそう感じたって事もあるけど、
まずなんと言っても、理論的で粗がない。
『ちょっとその根拠が分からない、、、』なんて事が全くないんだよね。
これは多くの科学者の仕事が、
地道な実験や統計収集の繰り返しだからなのかなって思ってる。
多分だけど、そのような科学者(世界的な専門家)は、
テレビとかに出てくるエセ専門家の発言とかに、
『その根拠のデーターの分母がおかしい』
『反論を実験してみた事はあるのか?』
などと様々な????を思うことと思う。(テレビなんて見てる暇ないか。)
自分も進化生物の本を読むようになって、
この、『真っ先に答えに飛びつかない』という考えはとても大事と思う。
世界的な細菌学者リチャード・レンスキー教授の研究チームが行った、
大腸菌の長期にわたる実験についての説明
まさに、この理詰めの語り口調がたまらない。
↓↓↓
iPadを新調したらとっても好調で、本もよく読めて良いそうだ。
考えたら、電子書籍って読んだことがない。
軽いし、何冊でも入るし、破けたり汚れたりしないし、
ブックカバーに高価な革製の物を買いたくなることもない。
なんか、良いこと尽くめだね。
そんなわけで、今朝はその本の話。
なんども登場する、進化生物学の本。
この種の本が好きではあることに間違いないが、
進化生物学系だったら何でもイイってわけじゃない。
およそ何処の世界、業界にも、
おそらく、なんちゃって〇〇な人は存在するだろうと思う。
だからなるべく本物の、専門家の本がいい。
もしかして、専門家(世界的)な人の書く物だったら、
大体面白いんじゃないの?(特に科学者は) とさえ思っている。
なんでそう思うか。
実際に自分が読んでそう感じたって事もあるけど、
まずなんと言っても、理論的で粗がない。
『ちょっとその根拠が分からない、、、』なんて事が全くないんだよね。
これは多くの科学者の仕事が、
地道な実験や統計収集の繰り返しだからなのかなって思ってる。
多分だけど、そのような科学者(世界的な専門家)は、
テレビとかに出てくるエセ専門家の発言とかに、
『その根拠のデーターの分母がおかしい』
『反論を実験してみた事はあるのか?』
などと様々な????を思うことと思う。(テレビなんて見てる暇ないか。)
自分も進化生物の本を読むようになって、
この、『真っ先に答えに飛びつかない』という考えはとても大事と思う。
さて、そんな進化生物学のドーキンス本の“進化の存在証明”の一節。
世界的な細菌学者リチャード・レンスキー教授の研究チームが行った、
大腸菌の長期にわたる実験についての説明
まさに、この理詰めの語り口調がたまらない。
↓↓↓
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大腸菌はありふれた細菌で、どの一瞬を切り取っても、
世界におよそ10の20乗の大腸菌がいて、レンスキーの計算によれば、
あなたの腸の中にもおよそ10億匹いる。
たとえ突然変異はまれなことであったとしても、
計算して見さえすれば、何も驚くことはない。
細菌の総数は非常に莫大なので、細菌ゲノムのほとんど全ての遺伝子が、
毎日世界のどこかで突然変異を起こしていることになる。
レンスキーが言うように「進化を目撃する機会はどっさりある」。
レンスキーと共同研究チームは制御された研究室で、その機会を利用した。
↓↓(ここ、ここ、この語り)
彼らの仕事ぶりは極端といえるほど徹底したもの。
彼らの実験は進化の真実を指示する証拠を提供するものだが、
証拠としてのインパクト強める上で、
彼らのラボにおける実験の、詳細の説明をわたしは出し惜しみするつもりはない。
したがって、ここから先の数ページが、
いくぶん複雑な(難解でなく、ただ細部にこだわった)物になるのが避けられない。
長い一日の終わりであなたが疲れ切っているなら、
この節は読まずにおくのがいいかもしれない。
しかし、あらゆる細部が理にかなっているので、読み進めるのは苦にならない。
読後に頭をかきむしり、いったい何の事なのかと訝しげな事は一つもない。
だから私について一歩ずつ、この見事に構築され、
優雅に実行された、一連の実験の後を追って行ってほしい。
まもなくご自宅に、
【コロナ撲滅キャンペーン第三弾・新商品フェア】のお便りが届くからね。
お取り置き、ご質問は、メールお電話でお願いね。
大腸菌はありふれた細菌で、どの一瞬を切り取っても、
世界におよそ10の20乗の大腸菌がいて、レンスキーの計算によれば、
あなたの腸の中にもおよそ10億匹いる。
たとえ突然変異はまれなことであったとしても、
計算して見さえすれば、何も驚くことはない。
細菌の総数は非常に莫大なので、細菌ゲノムのほとんど全ての遺伝子が、
毎日世界のどこかで突然変異を起こしていることになる。
レンスキーが言うように「進化を目撃する機会はどっさりある」。
レンスキーと共同研究チームは制御された研究室で、その機会を利用した。
↓↓(ここ、ここ、この語り)
彼らの仕事ぶりは極端といえるほど徹底したもの。
彼らの実験は進化の真実を指示する証拠を提供するものだが、
証拠としてのインパクト強める上で、
彼らのラボにおける実験の、詳細の説明をわたしは出し惜しみするつもりはない。
したがって、ここから先の数ページが、
いくぶん複雑な(難解でなく、ただ細部にこだわった)物になるのが避けられない。
長い一日の終わりであなたが疲れ切っているなら、
この節は読まずにおくのがいいかもしれない。
しかし、あらゆる細部が理にかなっているので、読み進めるのは苦にならない。
読後に頭をかきむしり、いったい何の事なのかと訝しげな事は一つもない。
だから私について一歩ずつ、この見事に構築され、
優雅に実行された、一連の実験の後を追って行ってほしい。
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『ハイ!いつでも準備は出来ています。ドーキンス先生』さぁさぁ、ゴールデンウィークはSTAY HOMEで知識も深めよう。
追伸
まもなくご自宅に、
【コロナ撲滅キャンペーン第三弾・新商品フェア】のお便りが届くからね。
お取り置き、ご質問は、メールお電話でお願いね。
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