魅力
宿からの夕景
昨日はこの時期定番の、西伊豆田子一泊ツアー。
田子はお客さんから安定の人気で、
年間スケジュールでも、毎年一泊の予定を3回組む様にしてる。
3月と6月、10月がその日程。
なんでこの時期かというと、
6月は蛍鑑賞と田子の期間限定田子島でのダイビング。
10月は群群の一番魚が多いときの田子。
そして、3月は春分の日、
夕日の里で名高い夕景の名勝地が宿の目の前で、
このときは沖の田子島に夕日が沈む絶好の日。
夕日狙いの車の列
今年は新型ウイルスの影響で『人手が少ないかなぁ?』と思ったら、
どうしてどうして、
宿の前は、車がズラリ。多くの人がカメラを構え夕日に見とれてた。
そんな海だけでなく、素晴らしい夕景と宿のお食事が楽しみな田子なんだけど、
行く理由はこれだけじゃない。
その理由はちょっと後回しにして、
田子の一泊ツアーを強く意識するようになったのは、
70代のあるお客さんの一言。
『ねぇ、わじまさん!
我々シニアの人が最初に泊まりでダイビングの時は、必ず此処にしてあげて』
とこう言いました。
目の前の景色が素晴らしく、宿のお食事は美味しくボリューム満点。
そして海は、いとも容易く群群。
泳がなくったって魚がの方がやってくる。
これがそのお客さんの言うところの理由なわけですね。
でも企画する自分としては、
何のかんのといいながら、そう言った良いところ以外にも、
やっぱり“人”の魅力もあるのかなぁと。
明るい大きな娘のさゆりちゃん、
寡黙に宿のお料理を作るお兄ちゃん、
美味しい差し入れをしてくれるお母さん、
海の先生のお父さん(社長)。
家族経営ならではの良さが、田子の魅力なんだと思う。
さぁて、今度の田子一泊は、6/6土)~7日)。
限定ポイントの田子島と蛍鑑賞、そしてこの日は満月。
黒潮がグッと近づいてくれると、絶叫の外洋ポイントになるかもね。
お客さんのお誕生日