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2020年1月 1日 (水)

恒例の金沢お正月3点セット

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恒例の金沢お正月3点セット

 

毎年毎年、実家の金沢からお正月の縁起物の3点(4点?)セットが送られてくる。
福梅、ころ柿、辻占、、、
それ以外に今年は五郎島金時(芋)、かぶら寿司(ニシン)も。

 ころ柿は能登の特産。
昔はどこの家でも吊していたけど、今では高級品。
特に能登内陸の物は味も良く、
またチーズやオリーブオイルとの相性も良いということでフレンチに使われるほど。
 辻占はお神籤の入った砂糖菓子。
色とりどりで、特にうまくもない砂糖菓子を開くと、
中から意味がちょっと?なお告げが出てくる。
子供のころはコレが読みたくって、もりもり食べてたっけ。
 福梅は定番中の紅白の最中(もなか)。
甘い、周りの砂糖がぼろぼろ落ちる、口の水分奪われる、
等々の理由で子供のころは嫌いな部類に入ったと思う。
(まぁ自分のイメージでは最中類はお供えした後にもらうことが多く、
だからだいたい湿気ってる。)

この福梅は加賀藩祖の前田家の家紋とされ、
縁起良い紅白でもあるため、正月の縁起物の定番。
大人になった今味わうと、けっこう旨いかも。


このような物が金沢から毎年送られてくる。
味もそうだけど、なんと言っても懐かしい。
特に『金沢でしか、』と言った物は、
東京で見ることもあまりないので、懐かしさもひとしお。
この“懐かしさ”って気持ちは誰にでもあると思う。
ノスタルジー、セピア色で表すことが多いらしいが、
自分にとってはもっと明るいイメージ。
とにかく、この『うわぁ、懐かしい!』ってのは、大人になればなるほど、
年を取れば取るほど、感慨深い。

島旅でもこの“懐かしさ”と言ったことが感じられれば良いなぁと思ってる。
味、視覚、耳、そして体験にもある懐かしいという感覚。
『なんか懐かしいお料理』、『懐かしい景色』、『懐かしい音楽』、
ドキわくとは対局にあるこの感覚も、
思いがけない非日常なのかもしれない。
 ・ドキわく=思いもしない非日常体験
 ・懐かしさ=思いがけない、でも昔どこかで

 

 

追記
もう一つ、とてもいいカレンダーが入ってた。
絵が旨そうでお気に入りだ。

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本年も宜しくお願いいたします。 

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