« 今月の特選素材って!? | トップページ | しびれた話 »

2019年11月 7日 (木)

デッカい島の話。つまり大陸。

Dsc_9556
トカラ列島臥蛇島に沈む夕日

 

デッカい島の話。つまり大陸。

1492年、クリストファー・コロンブスが東アジアの新しい航路を求め、西方に出帆した。
コロンブスは当時の世界地図を信じ、
日本はスペインから7000キロ西にあるはずだと計算する。
でも実際は二万キロ以上あり、
当時知られていない未知なる大陸で隔てられていた。
1492年10月12日、
ピンタ号マストで見張りをしていた、ファンロドリゲス・ベルメホは、
現在のバハマ諸島の島々に気づき、『陸だ、陸だ!』と叫んだ。
コロンブスは東アジア沖の島々にたどり着いたと信じ、
そこで出会った人々を「インディアン」と呼ぶ。
彼はインド諸島に上陸したと思い、死ぬまでそう信じていた。
彼や彼の世界の人は、数千年もの間、学者や卓越した思想家もすべて、
世界はヨーロッパとアフリカとアジアしかないと信じていた。
まさか、聖書にすら知られていない、
この世の4分の1を締める、丸ごと一つの大陸だなんて思いもせず。

 


500年以上たった現代。
鹿児島と屋久島の間にも有人の島々があり、
屋久島と奄美大島の間にも島々は連なる。
もちろん奄美と沖縄の間にも、、、

知らないなんてもったいない

 

« 今月の特選素材って!? | トップページ | しびれた話 »