先日の草垣群島の遠征の様子
今年最後の鹿児島発チャーターボートの島旅。
今回は草垣群島を目指したんだけどね、、、
天気予報では連日雨、雨、雨で、
当日の鹿児島も雨の予報だったにもかかわらず、
なんと三日間ともの晴天。しかも最高気温28度のバカ暖かい陽気だ。
前もって車で鹿児島入りした自分は、
山口熊本までは、あまりの寒さに夜ヒーターを入れないと眠れないほど。
最低気温はびっくりの11度。
『こりゃ海の上寒いかも?』
などと思っていたのに、鹿児島入ったとたんに陽気は一変。
おかげで持って行ったホットドリンクや長袖長ズボンは島旅では一切使わなかった。
なんせ、海に飛び込んでウエットスーツ着てたんだから。水温も26度!
さて、そうは言っても風は強い。
初日は北東の風。
一気に草垣まで、と思ったけど黒島あたりまでくると今度は南風。
草垣は翌日にチャレンジということで、
この日は黒島での潜水に宿泊。どちらも初の経験。
まず、島自体はけっこう大きい。
面積を比較しても、
硫黄島11.6平方K、竹島4.2平方k、黒島15.3平方k、と三島村では一番大きい。
なのに、港は三島では一番小さかったのが不思議だ。
西の片泊港、東の大里港とあるからもっと充実してると思ったが、、、
現に自分たちが入港した日はフェリーは欠航。
民宿の若ご主人も、
『波とか大丈夫だったんですか?潜ったんですか?』
と不思議がってたもんね。
民宿は若ご夫婦で4年前から営む民宿。
建物内もリフォームもされ、とてもすがすがしい。
5歳の人見知りする可愛い娘さんと、二人目がお腹にいる奥さん、
そして大柄だけどフットワーク軽い、黒島出身の若ご主人だ。
揚げ物が上手で、夕飯に出たトンカツは揚げたてサクサクジューシー。
こんな辺鄙なと言っては失礼だけど、
まさか美味しいトンカツが食べれるとは思ってなかったので感激。
お弁当の魚フライもめっちゃ旨かったなぁ。
黒島の海の中を一言で言うと、
『三島の島の中では、一番人が入っていない海って感じ。』
硫黄島や竹島はダイバーが来ることもあるけど、こっちはまず居ない。
タカサゴ、ウメイロが大変多く、海の青さと明るい水中に見事にマッチ。
何となく同じ緯度の島の中では、南方色が強く感じたかな。
クエやハタ系もよく見かけた。
大きなゴロタのポイントでは、
石鯛、石垣鯛も大変多く、釣り人もたまんないでしょう。
船長に、
『どっかに潮あたりの言い沈み瀬があれば凄いんじゃないですか』
などとはなしてたら、翌日に潜ったポイントがまさにそれで、
ツンブリ、ロウニンアジ、イソマグロ、ギンガメと現れ楽しませてくれた。
そして翌日、今度は西風強風。
草垣は断念し、黒島→デン島→硫黄島→竹島と、まさに三島めぐり。
島旅フリークが聞いたら舌なめずりもんだ。
(実際そう言う人に、トカラや硫黄島で会ったことがある)
そんなわけで、風は強いけど、
青い空とみどりの島々、そして黒潮に染まる海と白い船。
これらのコントラストは、やっぱ天気がいいから映える訳で、何よりもの褒美。
『来年もまた』と枕崎に戻って船長と別れた。
追記1
恒例の枕崎マンボウさんでの打ち上げだが、料理も店も進化してた。
すばらしい!来年も楽しみ。
追記2
鹿児島と言えば黒酢ってことで、
最終日の観光は、福山町の黒酢の蔵をけんがくしてきた。