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2019年3月11日 (月)

島旅が楽しくなる、グレーゾーンをなくすスーツの続編

島旅が楽しくなる、グレーゾーンをなくすスーツの続編
足首の内側はサイズに合わせてシールされます。

 

島旅が楽しくなる、グレーゾーンをなくすスーツの続編
内側はふわっふわの起毛速乾素材

 

島旅が楽しくなる、グレーゾーンをなくすスーツの続編
セミドライスーツのモニター

 

これまた前にブログで話した、グレーゾーンを無くすスーツ。
そう、セミドライスーツのモニターがやってきた。
取り急ぎ、まずはスタッフの試着もあるで送ってもらったんだよね。
実際の物があるので、もう一度形を説明しようと思う。

まず、フード付きのワンピースで首元からの浸水もなし。
胸には樹脂製の防水フロントファスナーで、一人での着脱も問題無し。
ちょっと見えにくいけど、内側はふわっふわの起毛速乾素材だから、
これまた着るのもスルスルって感じ。
手首足首はサイズに合わせシールされるので、
非常に水が入りにくいと。

【実際の使用者の声とスーツバリエーション】
このスーツはドライなのか?ウエットなのか?という話で、
くくりとしては、とっても暖かいウエットなんだよってことを前はなしたと思う。
でもね、実際の使用者の声を聞くと、ちょっと驚きの感想が。
その声を聞いて、メーカーも色々とこのスーツのバリエーションを増やしているんだよね。
どんな声か、
『水入りにくいどころか、入らないよ』
『ロクハンやめてコレにするわ』
『違う厚みが欲しい。沖縄の冬にちょうどいいくらいの』
『こんなに水入らないんだから、バルブ付けてくれない?』
これらは実際に使用している現地ダイバーの声。

もともとは、
水温が低く、超浅い海での長時間の水中撮影に、
ドライよりも姿勢が楽で、かつ暖かいウエットと言うことで、
プロカメラマンからの要望があったものだ。
だから最初はスーツの厚さも6.5mm厚。
これだと本当に暖かく、ドライが要らなくなるくらいと言う評価。
あんまりにも水が入らないから、
ドライの吸気ボタンと排気ボタンを付けて、
動きやすいドライとして使いたいと言う希望があり、
今はオプションでバルブが付けられる仕様がある。
さらに、ロクハンみたいに破いてしまったり、水やパウダーも必要としないから、
ロクハンから替わるダイバーもいる。
そして、もっと長いシーズン着たいからと、
つまり、6.5mmだと暑すぎるシーズンがあるからと、
いまでは、5mm厚も加わる。
さらに更に、
なんと、熱帯亜熱帯の水温域からの要望で、3mm厚も加わった。
やはりどんなに暖かい水中でも、寒さを感じることがあり、
普段はフードを脱いで3mmで潜り、寒さを感じるときにフードをかぶるそう。

以上のことから、バリエーションにあったタイプを推察してみる。
あなたがもし、
ドライスーツを着ないで年間潜ろうと考えるなら→
→6.5mm厚。ウエットしかないとか、ドライのウエイト重いのが、、、とか。
あなたがもし、
ドライは着るけど、もう少しウエットの時期を延ばしたいなら→
→5mm厚。伊豆のドライは1〜3月位であとはセミドライ。真夏はノーマルウエットだね。
あの島にはウエットで行きたいけど、、、大丈夫かな?、、、とかね。

さて最後に、
これも先般、フルフェイスの時にお話した事と同じだけど、
そもそも100%完璧な物はない!
どんなに暖かいセミドライだって、
ドライではないから、やっぱ着替える必要はある。
だから、着替えるときは寒いよね。
また厚みがまし、水が入りにくいんだから、
普通のウエットと比べ、当然ウエイトは増える。(ドライ程にはならないけど)

まぁそれでも、スーツのまま入る温泉が最高とか、
水没の心配が要らない(だってドライでないから)とか、
動き易くって素敵とか、人によってメリットは大きいと思うよ。
価格もドライより全然易いしね。

とりあえず、来週まではお店に実際の物がありますので。
興味ある方は、見るだけ見に来てね。

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