« 3月2日は? | トップページ | 世界戦略 »

2019年3月 3日 (日)

感動したのを覚えてる。

感動したのを覚えてる。

昨日の伊豆半島日帰りのロケーションは、沼津近くの静浦。
午前中けっこう吹いていた北東風も次第に収まり、ポカポカ陽気に。
今年はフルフェイスマスクのお陰で、冬でも快適に、寒さを感じず潜れたね。
喉も渇かない、顎が疲れない、そして暖かい。
なんか、世間で冬場に、もっとブレイクしても良い商品だと思うが、、
いかんせんビジュアルがゴツく感じるからかな?
海で見かけたことがない。

でもフルフェイスマスクと言えば、お店で30年近く前にユーザーがいてね。
てるおちゃんと呼んでいた男性で、顎に麻痺がある方。(同じ年くらいだった)
最初は、通常のレギュレーターのマウスピースを、
片手で押さえながら講習してもらった。
もちろんマンツーマン。
でもさすがに、ずっと片手で押さえているわけには行かなくて、
油断するとすぐに口からポロり。色々やってはみたのだけど、、、
その後、本人と相談して、
某メーカーのフルフェイスマスクを購入してチャレンジする事になった。
今度は、マウスピースをくわえる必要がないのでばっちりだろう!。

ところが、
2、3m潜ると本人バタバタ。

なんだかうまく行かないし、すぐに水面に上がりたくなる。

そん時に、実際一緒に潜っていたけど、
『く、くるじい〜』と本人。
こんときゃ、こっちも凹んだね。
泣きそうなくらいのうったいかけで。
で、その後どうしたかと言うと、
結論言うと、
呼吸のしやすいフルフェイスマスクを再度購入!
と簡単に話したけど、ちょぅっと整理してみる。
 1)通常のレギュレーターで講習開始
     ↓
   うまく行かない。口から外れる
     ↓
 2)某フルフェイスマスク購入し再チャレンジ
     ↓
   今度はきっとうまく潜れるよ、くわえなくても良いしね。
     ↓
   息苦しくて潜れない・・・
     ↓
 3)レギュレーター一体式のフルフェイスマスク購入

たしか、2)〜3)に行くときは、当時のスタッフ間でもかなりかなり葛藤があった。
なんたって、一体式のフルフェイスは当時の価格で20万円ほど。
しかも2度失敗している。勧める方も二の足踏む状況。
買っても確実にうまく行く(楽しめる)かどうかは分からない。
このとき、彼にマスクを勧めたインストラクターの先輩は、本当に素晴らしいと思う。
てるおチャンも、説明を聞いて
『ぼくぅ、潜りた〜い』と
あ、あ、なんか思い出して感動してきた。

その後、彼は、講習を終え。少々たくさん空気を使うくらいで、
熱海ボートダイビングも問題なく楽しめるほどに。
ビタガ根に一緒にもぐった時、感動してたもんなぁ〜。
そりゃもう、すぐそのフルフェイスマスクのメーカーに電話して、
『バァッッチリ!本人感動してます。
呼吸がぜんぜん楽だって。』って。

ポイントは呼吸のしやすいフルフェイスマスクと言う事だけど、
それだけでなく、
しっかりお勧めしたインストラクターと、
潜れるようになりたいと言う本人の気持ちですね。

追伸
てるおチャンの使った、ダイブウエイズの一体式フルフェイスマスクは、
今ではもちろんハンディキャップのある方だけでなく、
世界の報道現場やドキュメンタリー撮影、映画撮影などに大活躍。
made in 下町の技術。

« 3月2日は? | トップページ | 世界戦略 »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 感動したのを覚えてる。:

« 3月2日は? | トップページ | 世界戦略 »