« 沖縄でなぜか購入したのがコレです。 | トップページ | 突然やってきた! »

2019年2月14日 (木)

【冷、温暖化、楽園】

Pa210104
もう耐えられないのかもしれない、、、
ミツボシ君、、、

 

今年は昨年末から『水温が下がらないねぇ』と言われていて、
年明けの一月上旬の熱海でも、水温17〜19度。
この温度だとミツボシも元気元気で、数も多い多い。
ところが、二月に入ってやっぱ水温下がったよ。
と言うか例年通りの水温15度になると、
とたんにミツボシ君の元気が、、、
住まいのイソギンチャクから、あれほど元気に中層を泳いでいたのがもう、
今や、体を丸くして縮こまるかのごとくに、
いや、実際イソギンチャクにじっと身を潜めていた。
仲間の数も、ぐっと減ってのこと。
あれだけ沢山いたのに。
仲間がいなくなったと言うことは、
ミツボシクロスズメダイの場合、
イソギンチャックを離れては生きないだろう事を考えると、
お亡くなりになってしまったと。
いつの日か、熱海が彼らにとっての楽園になることを夢見て。。

 

なんて風に悲しそうに書いたけど、
これは毎年毎年起きている海中のライフサイクル。
彼らにとって一年中の楽園になると言うことは、
他の種にとって苦痛である可能性も。
実際、カジメなどの海藻の激減っぷりは半端ではないし、
当然ながら、アワビの数の少なさといったら驚くほどだ。
ミツボシ君にとって一年中居心地が良くなると言うことは、
アワビやカジメ、海苔海藻類にとっては住みにくくなると言うこと。
来週あたり潜ると、さらに数が減ってるだろうなぁ〜、ミツボシ君。

« 沖縄でなぜか購入したのがコレです。 | トップページ | 突然やってきた! »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【冷、温暖化、楽園】:

« 沖縄でなぜか購入したのがコレです。 | トップページ | 突然やってきた! »