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2018年12月 7日 (金)

読書

読書

 

 

週末は冬らしい天気になるようで、
気圧配置が西高東低、等圧線が縦の縞模様。
てことは北西の季節風が吹き、気温も一段と下がるようだ。
ならば東伊豆の透明度良くなるね。

さて、柴に貸していた森先生の修身教授録を再読。
再読っていっても、もう何度読んでるかって感じだけど。
改めて、すばらしい。
こう何度も読んでいると、その内容が素晴らしいのは言うまでもなく、
先生の理論的な論述展開がまた素晴らしい。

まず最初に、お題を生徒達に板書する。
(修身教授録は森先生の授業を速記したもの)
次いで、
そのタイトルを掲げた理由と、生徒にとっての必要性を説く。
そいでまず最初に先生の考えるところの結論を最初にお話しする。
この辺がすでに素晴らしいのよ。
これ書き物になっているとはいえ、
先生が話されたことを、生徒がそのまま記録したわけね。
つまり、理論の要を最初に説き、
その理由やたとえ話をその後に述べるというスタイルでお話しする。
そして最後に元に戻り、
『したがって、最初に○○と述べたのは以上のことからです。』
とまとめられる。
だからわかりやすい!
スッキリしてる。

よくテレビとかで、
意見を聞かれて、
グダグダグダと理由を(いいわけかい!)しゃべり、
最後に結論を言う政治家とか学識者っているでしょ。
しかもその結論がどっちつかずのね。
見習って欲しいよ。

森先生の場合は最後に結論をまとめたあとに、
『さらにそれだけでは足りないと思うのです。』や
『ここをもう一歩進めると、』など
一応論点の帰結はあるが、
さらに聞いている人が考えさせられる終わり方となってる。
だから何度読んでも新鮮で、
その時その時で感じ方が違うのだろうと思う。

ちなみに、今朝読んだ授業のタイトルは、
“謙遜と卑屈”
ひじょーーに興味深く、かつ感動的なほど納得。

修身教授録は、
1年分の授業が1講義づつに分けられ、それが40講義分。
さらに第一部、第二部とあり全部で約80講義分が載せられている。
つまり80タイトルも先生の考え、教えを受けることが出来る。
1つの授業が6ページほどなのでとても読みやすい。
一日一授業づつ読んでもいいので、かなりおすすめ。

そて、そろそろ洗車する手に最強ウィンターグローブする頃かな。

M0024257
※低水温用の分厚いダイビンググローブ。

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