胸がすーっとするほど爽やかで、清々しくって、初々しくって、心がほっこり、にこやかになり、「あ〜いいな、いいなぁ、ホントいい！」。と思うそんな素敵な海だった。

昨日は熱海港からのボートダイビング。
この日500ダイブを迎えた、Ｍ.Ｋさんのお祝い。
気心知れた仲間が参加し、水中でフラッグをもって記念撮影。
あらためて、おめでとうございます。

さて、この日の海では、
胸がすーっとするほど爽やかで、清々しくって、初々しくって、
心がほっこり、にこやかになり、「あ〜いいな、いいなぁ、ホントいい！」。
と思うそんな素敵な海だった。

いつもの武船長は体調がすぐれないから、従弟のマーくん船長の船で出動。
すると、
もう一人えらい若い、ヒョロッとした助手が乗り込んでくる。
たけし船長の長男まもるクン。

『よろしくお願いします』って。
わぁ～いいな、いいな。なんかいい。

この日のボートはいつもよりバカ丁寧に、ゆっくり慎重に港内を走行。
そりゃそうだ、まもるクンは今月船舶免許とって今日が初めて。
ベテランの叔父さんから、愛情たっぷりのシゴキを受けながらの操船。

ポイントに近づくと、マーおじさんから
アンカーリングするために根頭の位置の山だて方を教わってる。
『あそこのアカオの斜めの階段みえるらぁ、その下だよ、二つポコっと、、』

なんと、幸福者な！
マンツーマン実地訓練でないの。
『ハイ！』『ハイ！』と気持ちいいお返事が、船首で座るわれわれにも聞こえ、
お客さんたちも察知して、ニコヤかに待つ。

空は曇っているが、どうだろうこの胸の爽やかさは。

お父さんの船をすぐにでも手伝えるようにと、
マーおじさんの想いが、キリリと見える。
いいなぁ〜、すっげぇいい。

じっさいいつもは港に来ても、マーおじさんダラ〜として、
もうしわけないけどそんな感じた。
ところがどうよ、
今日は違う！
まもるクンへのアドバイスのカッコいいこと。
接岸、離岸、アンカーリングにアンカーあげはもちろんの事、
『まもる！もうアサムラさん乗るぞぉ』
と細やかな指示。
ホントにぴりりと指導して、
いやぁ〜、実にいい！

出遅れたまもるクン、
『ハイ！』と大きな返事をし、カッパ片手に船まで急ぐ。
ん〜ん、こんないい青年になるなんて、あんなくそガキが、、思いもしない。

だって、
小学一年くらいの時に、
『ねぇねぇ、唇つけないで、コーヒー牛乳って言ってみ』
と邪魔してきたまもる。
めんどくさいから「こーへーぐぅーぬぅー」とやってやると、
『はぁーバッカでー、コーヒー牛乳は普通に言っても唇つかないしー。』
て言ってたガキんちょが、
こんなにも清々しく初々しい仕事する青年になるなんて。

ん〜次来たときは、まもる船長かな。

あらためて、自分も勉強になった。

この日の冬の北風は、どこか爽やかさをまとうほどに感じられる１日だった。

ありがとうございます。

追伸
その後、港内で食堂を経営するまもるクンのおかぁさんに様子を伝えると、
『大丈夫でした？ちゃんとやってました？』
と嬉しそうに心配していた。

エクセレント！