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2018年11月29日 (木)

ひとり

ひとり

昨日水曜日はお店の定休日で、海もなかったので久々にゆっくり。
体の疲れも抜けて朝から快調。
昼にまたまたお爺ちゃんのやってる近所の蕎麦屋に。
たまに行っとかないと死んじまうからねぇ。
じいちゃんは近年心臓の手術をし、
もう引退しようと思っていたんだけど、
ご近所さんからの熱いラブコールに答え、お店を再開した。

昨日は、
『やってるかなぁ〜、体ダルそうだったからどうだろう?』
と行ってみると暖簾が出てる。
でも店内には誰もいない、
すると、
駐車場の店の軽自動車から、お爺ちゃんやおら出てきた。
横になっていたそうだ。
『大丈夫なの?』
と聞くと、大丈夫大丈夫。

なんだかちと心配だが、
ざる蕎麦を頼んでしばし茶を頂く。
厨房を凝視していると、
必要最小限の動きで、てきぱきと行かないまでも、
立派な仕事ぶり。
出された蕎麦もいつもと変わらずである。

食べ終わり、お勘定してもらいながら具合を聞くと、
「なんだか少し立ち眩みするようになってねぇ、
夏の方が具合良かった。寒くなったからかなぁ。
そのうちもうポックリいったりして」

『死なないようにまた様子見に来るよ。ごちそう様』

   「ありがとうございます」

店の厨房の上にはこんな書き物がおいてあった。


“この道のほかに われを生かす道なし”

じいさん、シビレるよ。

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