あなたは無人島に何を持って行く？

これ文字通りサバイバル的な質問として。
『あなたは無人島に一つだけ持って行くとしたら、何を持って行くかな？』

今朝、思った答えは“腕時計”。
多くの人は無人島で生活したことがないと思うけど、自分はある。
まぁそれでも裸一つ、何も持たずに漂流したわけでなく、
前にも話した、大人の夏休み・めざせ僕らの無人島と称して、
毎年楽しみに実施していた、南九州無人島ツアーのこと。
船で必要な物すべてを持ち込んでの事だから、特に困ることはない無人島生活。
と言っても、たったの三日間とはいえ、そこには、
・きれいな水の制約
・スイーツの制約→(ソフトクリームは食べれない)
・きもちいい布団の制約→(この時の反動だろう、高いコットを買ったのは)
・快適温度の制約
・風呂の制約→(実は風呂を作ったけど)
などなど。今書いているとおよそ贅沢に思える内容だが、
実際たったの3日間の無人島生活を終えた後でさえ、
上記の内容はありがたく思えたもの。

と、こんな経験があるからか、又は道具好きだからか、
いつの頃か真剣に考えるようになっていた質問が、
『無人島に何を持って行く？一つだけ』と言うもの。

その答えが腕時計かなと。
最初の頃出た答えは“ナイフ”。
これが無いと相当困るよ。
家をこしらえるにも、調理するにも、
とにかくナイフは万能の道具と言っても過言では無かろう。
いや、待てよ、調理するには絶対に必要な物がある。
人類だけが見につけた“それ”があったからこそ、
夜も安心して外敵から身を守れるのだ。
(って、いったいどこの無人島だよ)
火がなきゃ飯食べれないっしょ。
暖もとれない。
やっぱライターだな。と言う考えに帰着。

ところがあることに気が付いた。
“ナイフ”も“ライター”も
時計は最初から身に付けているとして考えていた訳よ。
これはおかしい。腕時計もれっきとした道具。
自分だったら、“今”を知る道具がないと相当ストレスだと思う。
最近では時計を身に付けない人が多いけど、特に女性はそうかな？
携帯の普及もあるしね。でも海の仕事してるとやっぱ必要なわけね。
寝てるとき以外はずっーーーと時計をしている自分としては、(もちろん潜っているときも)
時計は当たり前の道具になっている。

サバイバルを考えても、
潮汐(潮の満ち欠け)や暦を知る上で、“時間”という概念はとてつもなく重要。
(これまたどこの無人島で、どんだけ長期戦に挑もうと考えてるのやら、、)
タイドプール(潮だまり)の小魚や貝なら、労せずして捕獲できるではないか！
(カメの手、ヒザラ貝も旨いね。なんとか火はおこそうか)
でも一番は、
日頃ことあるごとに“時間”“いま”を意識しているから、
それが分からなくなることの不安から、解消されたいのだと思う。

さてさて、あなたは何持って行くかな？

追記１
よく無人島に持って行く本は何？なんて質問もあるけど。
お気に入りの小説や深遠な哲学類書をあげる人もいるかな。
でも、自分ならサバイバル教本1冊持って行きたい。

追記２
やっぱり快適な空調の効いた部屋で、
旨いもの食べれていつでもお風呂に入れる。
そんなリゾートツアーがよい。
でも、時には無人島ツアーや、漁船をチャーターして5日間海の上っていう
冒険ツアーに出かけたくなるんだよねぇ。