海ガメ
八丈島には実に海ガメが多い。
どのくらい多いかって、毎回のダイビングで見ない時が無いくらいどころか、
3カメ、5カメ(ゲストはこの様に数えてた)は普通に見るほど。
そのカメなんだけど、もう知ってるとは思うが爬虫類。
つまりエラを持たず、我々と同じように肺呼吸してる。
でも、海の中で苦しそうにしてる所なんか見たことない。(寝てるとこはよく見る)
息するときは、水面に向かって泳いで行き、顔出してプカーとやるんだけど、
そんな時でも、ノンビリ浮上してる感じだ。
まぁ水中に適合した、肺を持つ動物は海ガメだけじゃなく、
鯨類、アザラシ、アシカ、ジュゴン、マナティー、ペンギン、、
など色々な種類がいる。
これらは進化の過程で海から進化し、また水中にもどった。
例えば鯨類はカバと共通の祖先を持ち、ジュゴンは象に近い。
で、海ガメなんだけど、
この子たち、特殊でね。
わかりやすく言うと、
海に戻ったあと、もう一度陸に進み(陸カメ)、また海にかえったんだと。
さらに、一部のカメはさらに水中に順応し、
肛門に張り巡らせた発達した血管から、水中の酸素を取り込むことができる。
これは鯨やアシカよりも上手と言うことになる。
ちなみに大昔のカメはお腹にだけ腹甲があったんだって。
やっぱいまの海ガメの方が可愛いね。
カメと一緒に泳ぎたい人は、ぜひ八丈島へ