« 貝細工?! | トップページ | »

2018年4月27日 (金)

その根拠は何?!

その根拠は何?!
“進化の存在証明”著リチャード・ドーキンス

八丈島の往復のフェリーで読もうと思って購入しました。
まずは何章かだけ読んでおこうと思ったら、
いや〜もう面白すぎて、夢中になってしまい行く前に読み終わりそうだよ。

相変わらず、ぐぅの音も出ないほどに、
自然淘汰における進化の証明が怒濤のごとく説明されてる。
実験、統計、化石、、様々な事実を元に、
それをわかりやすく、絶妙なたとえ話
(このような安っぽい言い方で収まらない、本当に妙技なるアナロジー)
をもって説明してくれる。

ドーキンス先生の本を読むと、
ちまたのトンでも科学話や、証拠のない話だったり、
『それ統計的に分母少なすぎでしょ!』みたいなことは、
『その根拠はどんなの?』と言いたくなる。
彼の説明は、科学的根拠の話であるにも関わらず、なぜか哲学的で、
まるで目の前の霞がすべて晴れたような、そんな気にさえさせる。


ドーキンスファンになった最初の一節は“利己的な遺伝子”の第一章の最初に、


「ある惑星で知的な生物が成熟したといえるのは、
自己の存在理由を見いだしたときである。、、、
地球の生物は三十億年もの間、
自分たちがなぜ存在するのかを知ることもなく生き続けてきた。
しかし、その中の一人が真実を理解し筋の通った説明をまとめた。
その人の名は、、、、〜〜
  〜〜〜  
生命に意味があるのか、
我々は何のためにいるのか、
人間とは何かといった深遠な問題に出会っても、
我々はもう迷信に頼る必要がない、、」

« 貝細工?! | トップページ | »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: その根拠は何?!:

« 貝細工?! | トップページ | »