旨い話だけ
実家の金沢から、五郎島金時と真鰯が届いた。
オフクロから電話があって、
『明日水曜日は定休日やろ。ほやさけ店送ってもなんやから家送るわ』
『鰯がいっぱい今揚がっとるがや』
てことで、休みに昼から届いた、きときとの鰯を捌いて調理。
まるまると脂ののった、いい鰯、デカイ!
頭と腸を取っていると、脂で手がつるつる。
酢〆とフライ、煮物用にして、何尾かは刺身で。
鰯は相変わらずの刺身の美しさ。
この旨さと美しさは時間とともに失われる。
なんせ、魚に弱ると書いてイワシなんだから。
ツマむと、
ん〜ん、ちょっとその辺の飲み屋どころか、結構高そうな料理屋でも、
こりゃなかなか頂けない鮮度と味だ。
イワシと言ったら大衆魚で、けっこうランク下だ。
まさか祝事や法事に、
『はい、イワシの尾頭付き』
なんて地域や島は到底聞いたことがない。
家庭でも、大概はフライトかじゃないかな?
何でそんなに下にみる!
こんな旨い魚を!
知ってるのは海の生き物だけなのか?
鮫もイルカも鯨も、アザラシも、、、
「やっぱイワシだよ、グゥー」と言っている。
神は 海の生き物たちに 恵みを与えるために、
イワシを増やし
肥えさせたのであろうか
神は、人にもその恵みをこぼし
ドコサヘキサ塩酸と
エイコサペンタ塩酸を与える他に、
喜びと感謝ももたらす
まぁ、なんせ旨いやね♪
あんまり旨いから、こんど海ご飯で仕込もう!
追伸
イワシをフライにするときは、サラダ油やベニバナ油よりも、
同じオメガ3脂肪酸のオリーブ油が良いそうで。