« 【島と月と海と】その1 | トップページ | 【屋久島の隣、小さな島の丘の上の宿】その2 »

2018年1月11日 (木)

島での星空物語

島での星空物語
前回、夜空の月についての記事を書いた。
島旅に出かけると、星空観察もその楽しみの一つ。
と言っても、島酒を飲んでかなりの確率で早々と寝てしまうことがほとんどだが・・・


島と言っても結構栄えた島だと、街頭やお店もあるから夜空の星も幾分見えづらい。
もちろん大都会に比べればきれいだろうけど、
やっぱり『原始の空はこんなだったのかなぁ〜』と思うほどの星空を見たいものだよね。


数年前まで、毎年鹿児島の無人島に船でわたりキャンプ&ダイビングをしていた。
場所は宇治群島と言うところ。
鹿児島からボートで南西に2時間半ほどの距離だから、
まったく人工的な明かりが見えないし、もちろん島には明かりが有ろうはずもない。
このときの夜空を見たときの衝撃と言うか、呆然とする星空は生涯忘れることがない。


宇治家島でキャンプをしていた夜。目の前の船着き場(無人の避難港)に浮かぶボートが、
まるで星々に照らされたように見える。
仰ぎ見るまでもなく、ほぼ目線から天空にかけ、隙間もないほどの星が瞬いていた。
まるで天から星が降って来て、体を通り過ぎるのではないかと思うほど。

これに気が付いたのは、夜のバーベQと酒盛りも終わり、深く眠りについた後、
用を足しに簡易ベッドから起きあがったとき。
オシッコするのも忘れ、しばらく見とれてしまった。
ふと横を見ると、ほかの面々も「ぼぉ〜」と口を開け夜空に釘付けになっていたなぁ〜。


原始の空と海はいったいどれほど綺麗な物だったのだろうか。


追記
5月の島旅、屋久島のとなりの小さな島、口永良部島は街頭もなければ店もない。
是非夜空を仰ぎ見て、しばしぼぉ〜としてみたい。5月口永良部島


« 【島と月と海と】その1 | トップページ | 【屋久島の隣、小さな島の丘の上の宿】その2 »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 島での星空物語:

« 【島と月と海と】その1 | トップページ | 【屋久島の隣、小さな島の丘の上の宿】その2 »