島の朝ご飯
島旅で民宿の朝ご飯と言えば、、、、
とその前に、民宿と限ったわけでないね、
泊まるところがリゾートだったり、ホテルだったりする事もあろう事かと思うけど、
やっぱ民宿でしょ!ってことで。
島ではそれほど変わった物は出ないかなぁ。極々ありふれた一般的な和定食。
伊豆七島なんかでは大きな(?)スーパーもあるから何でもそろう。
焼いた鮭やホッケが出ることもよくあるよ。
八丈島なんかだと、干しトビがうれしいね。あとはマイルドなクサヤとか。
少し辺鄙な(と言う言い方が適切でないのかもしれないけど)、口永良部島やトカラ列島なんかでは結構な確率で納豆が出る気がする。
冷凍も出来るからだろうね。
各民宿(民宿に限らず)には巨大な冷凍庫があって、
一度見せてもらったけど、干物や肉、キハダのさく、納豆、餃子といろ〜んなものが。
卵は養鶏をやっている家庭があるから手にはいるのだそうだ。
『鹿児島からのフェリーでも手にはいるよ』と教えてくれた。
そう言えば、口永良部島の“民宿くちのえらぶ”に泊まったときにも、
荷物の購入の仕方についての話になったんだけど、
その時に民宿の女将さんが言った一言二言。
『この島だと欲しい物は何でも自分で作るしかないのよ。お陰で何でも出来るようになったわ。』
実に頼もしい一言だ。
確かに民宿に泊まっ時にデザートにケーキなんかも出てきて驚かされた。
食べ物以外の生活用品とかは、
『アスクルで購入も出来ますよ、明日こないけど!!』
東京ではアマゾンに注文すると、その日の午後には到着する世の中。
ココでは別次元の話で、生活していく上での価値観がまるで違う気がする。
“めんどくさい”“手間がかかる”と言う豊かさもあるんだろうね。
文.わじま・でんいちろう
追伸1
朝食定番の卵かけご飯のおすすめをゲストに教えてもらった。
まず白身だけをご飯にかけてグルグル。次いで黄身と醤油をかけるのだそうだ。
ふんわりしてmildになるんだって。わたしは良くわからなかったけど。
追伸2
海も陸も人も、そしてあなたも豊かになる口永良部島へは、
来年5/25金)〜5/27日)で上陸です。
民宿のテラスからの景色と海の中は、ぜひ見てもらいたい。