イシガキダイが可愛い訳
ダイバーとイシガキダイ
先日の日帰り伊豆半島に参加したお客さんから写真が送られてきました。
写っているのはイシガキダイ、とわたし。
この魚、石鯛と形シルエットはほぼ同じで、食生活や泳ぎ方も変わらない。
いくぶんイシガキダイより南方系になるのと、柄が石鯛とは全然違うからすぐわかるね。
石鯛もそうだけど、イシガキダイは魚の中ではかなり知能が高いほうだ。
この時も水深13Mの根頭にいると、
どこからともなくひらひらキョロキョロとやってきて、こちらをのぞき込む。
かなり近くまで興味津々の様子だ。
他の魚みたいに『餌でもあるかな?』て言うのと違って、完全に好奇心。
画像くらいの大きさだと小学生高学年くらいだろうか?
目が可愛い。口もまだおちょぼ口。
大人になってサザエとかバリバリ割るペンチのような歯になるのはとうてい想像できない。
しばらく自分の周りをうろちょろしてたけど、飼えるものなら飼いたいくらい。
次回もココに行って居るか確認してみよう!
夏に奥能登で潜ると、仲間の石鯛の小学1〜2年生がいっぱい付いてくる。
50人(尾)くらいが、『わ〜ぃ、遊んで〜』とまとわりついてくるんだから、
そりゃあ可愛くて仕方ない。
ところ変わって長崎五島列島には、
この石鯛の産卵ポイントがあって一面石鯛で詰め尽くされるところがあるそうだ。
季節は5月頃と聞いてる。一度お目にかかりたいよ。
でも、脂ののった白身は極上で、醤油だけでなく粗塩をちょい乗せていただいても格別なんだけどね。
12月は島旅はお休みで、もっぱら日帰りの伊豆半島にでかける。
まぁなんやかんや言って、これが一番好きなんだけどね。
文.わじま.でんいちろう