匂い
きのう、今年になって初めて秋の匂いがした。
匂い、と書いたのは秋の装いとか、秋の気配、
秋の様子、などの表現でなく、はっきりと鼻で嗅いだから。
思い出す、
子供のころから鼻がよくってね。
学生の時に先輩のタオルを匂いだけでピタリといい当てることができた。
この特技のため、タイムアウトの度に同輩が、
『デン!このタオル誰の?』
と差し出すのである。(サッサと渡さないと後で怒られるから)
だがこの特殊能力は、大人なって消え失せてしまった。
しかし、前がシェパードなみだとすると、衰えたといってもチワワくらいはあるかもしれない。
そんなことを思いながら、コンビニから出たとき、
はっきりと秋の香りに夜空を見上げた。
追記、
涼しくなったので新作のコーヒー紅茶をお店に入れてみた。