« 奄美大島のお土産の定番は? | トップページ | あなたもコレを島旅に持って行きますか? »

2017年8月31日 (木)

島旅と島旅のあいまに

島旅と島旅のあいまに
リチャード・ドーキンス著

ついにと言うか、やっとと言うか、あのドーキンス先生(利己的な遺伝子の著者で行動生物学者)のもう一つの人気の書を、こうてもーた。
なんで自分がコレに興味を持つのかは不思議だが、
若いころから、生物人類史と宗教の関係にはめちゃめちゃ興味があった。

てことで、ドーキンスの圧倒的論調でかかれた、
【神は妄想である】・“宗教との決別”を購入。
実は随分前から欲しかったんだけどね、
アマゾンでチェックはしつつ、購入せず。
理由は、面白いに決まっているんだけど、時間を取られるから。
「きっと本の方からやってくるよ」
と思っていたら、先日家の近くの紀ノ国屋で、
やってきやがったよ!♪

内容は、
「この世は神が創造した」
に対して真っ向から反論すると言うもの。
宗教の罪悪な面をあぶり出し、
「そんな物が無くても僕たちは道徳的になれるんだよ」と言う。
およそ日本以外ではかなりチャレンジャーな内容である。

対象となるのは広く宗教と言うことだが、
主にドーキンスが目の敵(?)にするのは一神教。
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の三大宗教。
ドーキンスは神は存在しないと考えるが、
いや間違いなく科学的にそうだと言いきる。

でも、いない物をいないと証明するのは難しいので、
「ほとんど限りなく神はいない証明」や、
「数々の神にまつわる超自然現象を徹底的に科学的に論破」
痛快である。

でもよくもまぁ暗殺されずにいるなぁと思う。

ところであなたは神の存在を信じますか?

面白い表現が書いてあったので1つ紹介すると、

我々がこの宇宙の中の地球という惑星で進化し、存在すると言うことは、
ガラクタの倉庫にハリケーンが吹いて、その後静まったときに偶然ボーイング747が完成していた。
と言うくらいあり得ない確率。

だから創造主である設計者の神が存在する。と有神論者は唱える。

これに対するドーキンスの理論がまたすばらしい!

追伸1
『評判』『うわさ』は人間だけでなく、魚の世界もあるらしい。
熱心に観察された(お客となる魚に)、一生懸命掃除するホンソメワケベラ君。
サボるライバル個体より選ばれると言う実験結果があるそうだ。

追伸2
五十周年記念ティシャツの注文受付けは今日まで。

« 奄美大島のお土産の定番は? | トップページ | あなたもコレを島旅に持って行きますか? »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 島旅と島旅のあいまに:

« 奄美大島のお土産の定番は? | トップページ | あなたもコレを島旅に持って行きますか? »