« 島の危険な味覚 | トップページ | 人のせいにしてはいけない »

2017年7月 8日 (土)

お土産

お土産
お土産
※信玄餅

“名物に旨いもの無し”なんて言われますが、
関東方面の人にとって、これほどド定番のお土産もなかなか無いんじゃないでしょうかねぇ。

《桔梗屋の信玄餅》どんだけ儲かってるんだと言うくらい見かける。
いまさら説明するまでもないが、小さな餅(実際は餅でない)にきな粉と黒蜜が入ってるだけ。
別に珍しい物は何にもありません。
それでもバカ売れと言っていいでしょう。
きっとあなたもお土産に買ったことがあるよね。

ところで、この信玄餅の謎なところがある。

それはどう食べるか?
つまり、どのようにして食すのが正解なのかと言うことである。
聞くと、結構人それぞれ様々。

あなたが信玄餅食べた事がないなら申し訳ないが、
ふつう食べたことがあるだろうと仮定して(そんくらい定番)、話を進めると。

まず、爪楊枝のついているこの小さなビニールの包みを開けると、
縦7cm×横4cm×高3cmに入った商品が登場。
ふたの窪みにきれいに黒蜜の入ったボトルが収まっている。

まず一つ目の食べ方は籠城法。
蓋をとった窪みに黒蜜をかけると言うもの。
ためすとちょうど黒蜜1本が入る窪みのようだ。
ただし、このあとがとんでもなく食べにくい。
餅は小さなサイコロ状に切ってあるのに、
あたかも一つのように主張するため、
とても上品には食べられない。
しかも、2個目3個目は黒蜜の量が多く甘い甘い。

二つ目の方法は城投石法
黒蜜を投下する前に、一つだけ餅を食し、その空間に黒蜜を投下すると言うもの。
なるほどこれには理由がある。
黒蜜をかけないきな粉餅を楽しんだ後、黒蜜をかけていただくという寸法だ。
何度も言うが、餅と言うが餅ではないけどね。
しかもこの方法だと、1個へってるから食べやすく、
一番上品にいただける気がする。

最後の方法は、氾濫法。
最初のビニールにきな粉と餅を全部出して、
そこに好みで黒蜜をかけるという、別名ちゃぶ台返し法とも呼ぶもの。
一見乱雑に見えるが、一番食べやすく、自らの好みに調節しやすい長所がある。
ただこの場合、ケースやビニールが近くになければ、誰も信玄餅を食べてるとは思わないだろう。

以上、人に聞いた話と自分の方法を含め、
信玄餅の食べ方を、籠城法、城投石法、氾濫法の3つを紹介した。
あなたはどの方法かな?
それとも違う方法?

さぁーて、今日も一ついただこっと。


追伸
7月の冠島、8月の能登とお土産が楽しみだ。
珍しいものがあったら紹介します。

« 島の危険な味覚 | トップページ | 人のせいにしてはいけない »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: お土産:

« 島の危険な味覚 | トップページ | 人のせいにしてはいけない »