海のミステリーサークル
島旅の時期ってのは毎回考えるところ。
天候やシーズナリティーを考慮し、かつ交通手段や宿泊が高すぎる時は避けるようにしてる。
8月の奄美大島もそうで、最終週だから飛行機もそれほど高くないだろうし、
比較的確保しやすいと思っている。
いや、
そう思っていた・・・
しかし現実は、
宿泊施設もあと2部屋と言うではないかい!
あわてて『それ確保してください!』と。
ついで、何時も取引のある旅行者に飛行機の確保の連絡をすると、
『結構混んでますね〜』
『直行便はいっぱいですよ。まぁでも直行便だと奄美インが14時ですから。
鹿児島乗り継ぎのほうが早いのでそっちでやってみますね。』
どうしたどうした奄美大島
スゴいではないか。
これってもしかして?
海のミステリーサークル効果?
先週だったかテレビでさかなクンが奄美大島の特集にでてたもんなぁ。
『奄美の海中には世にも不思議なミステリーサークルがある』
実はこの海底に描かれたミステリーサークルの正体は、魚が描いたもの。
1990年代から地元のダイバーに、
『いったいこの幾何学模様はなんぞ?』と噂されていて、正体は10センチほどのフグであることが判明。
オスがメスを呼ぶための産卵巣。
しかしそれにしても、こんな小さなフグが、直径2mほどの規則正しい幾何学模様を何故書くことができるかは謎。
だって上から見てるんじゃないからね。
そして、2012年このフグが新種であることが判明!
アマミホシゾラフグ
ずいぶんすてきな名前だ。確かに体全体に星のように小さなドットがあり、かわいい顔をしたフグ。
その翌年、ニューヨーク州立大の国際生物探査研究所は《新種トップ10》として、
このアマミホシゾラフグを選出した。日本からの選出は初めてのこと。
こりゃあTVで放映されたから奄美人気が高まったか?
追伸1
飛行機も何とか確保できた。伊丹経由で奄美着が一番早い。宿泊ともに空席は4!
追伸2
お盆だろうと、ゴールデンウィークだろうと一向に混まないところもある。
奥能登とか、トカラとか、口永良部島とか、、