あなたが自然とか、環境、とか感心あるなら読んでください。
3月と言えば年度末。なのかな?
世間では忙しい方もいるんでしょうが、
わたしはお役所仕事でもないし、3月決算でもないので、別にって感じだけど。
さて、年度末ならば平成28年度を振り返えると、
今期の書籍でベスト1が今年になって読んだ〔サピエンス全史〕だ。
その辺の小説より圧倒的にエキサイティングで、様々な疑問を投げかけてくる。
そして、読んで本当に良かったと思う。
と言うのも、我々の周りで今起きている事が、
歴史を通して客観的に生物学的に、偏見を持たずに学ぶことが出来る。
様々な差別、ヒエラルキー、宗教、戦争、これらの意味する物は、、
そして今後起こる人工知能や生物遺伝工学の暴走に至るまで。
これほど楽しく読めるとは思いもしなかった。
『自分とは?』と言う哲学的問いに対しても、
まずはこの本を読み“人間ホモサピエンス”を知ることがスタートだと思った。
本の最後は著者ハラリ氏の
『我々サピエンスはどこに向かいたいのか?』
で結ばれているのも考えさせられる。
て言うか、考えさせられるだらけなんだけどね。
とりあえず、以下の方程式が嘘っぱちなのはわかった。
〔素晴らしい日本の田園風景〕=〔自然環境との共存〕
正しくは、いつの時代(何万年も)においても
〔人間〕=〔加速度的な種の破滅者〕
ほんと、考えさせられるよ。。。