海を渡って、、、
瞳は見開き、体温が数度上がっているのが分かる。
まるで、この本から幾筋もの光の矢が放たれるよう。
しかもそれはページを開くごとにおとづれる。
人間の歴史でなく、生物としてのヒトの軌跡がつづられたこの大書をすべての国のリーダーは読むべき。
なんて、帯コマーシャルのように書いてみたが、
おもしろいなんてもんじゃない。
最初は小説ジョンマンと平行して読んでいたんだけど、
案の定そっちはほっぽりだして、この“サピエンス全史”にハマってる。
タイトルからすると、とても小難しそうな内容に感じるが、非常にシンプルで、
かつ、だれでもが分かるように書かれている。
だから読むと、
『たしかにたしかに、』『そりゃそうだよね、』『なるほどぉ』と目から鱗の連続。
・われわれヒト以外にも、かってこの地球上にいた人類(ホモ属)は、
なぜホモサピエンスだけになったのか?
・オーストラリア大陸に、いかにしてホモサピエンスは渡ったか?
・ホモサピエンスがオーストラリア大陸に踏み入れ、
わずか1000年で90%以上の大型有袋類は全滅!?
・現代人より、数万年前の狩猟採集民時代のヒトの方がはるかに幸福?!
・言葉が発達したのは噂話のため?!
ヒトが記録した、ヒトのための都合の良い歴史書でなく、地球目線の俯瞰したサピエンス史。
知りたい欲求がもう止まらない。
追伸
先日の土曜は伊豆半島伊東へ。
久々のドルフィンスイムに行ってきました。
参加者はやはりかわいいイルカちゃんに笑顔が絶えませんな。