里山里海、能登島の旅
能登島の視察から戻りました。
ことの発端は8月の奥能登でボートダイビングした時に漁師さんが、
『能登島にドエラい料理だす宿がぁ〜あるて』
(料理は色々食べてるからなぁ〜)
『2mの船盛りやてぇ、おいね』
(なに!に、に、2めーとるぅ!)
『イルカとも泳げる言うとったわ』
(そりゃ行かなきゃ!)
て話を聞いたからなんだよね。
【宿は能登島の奥座敷、海辺にたたずむ和モダンで超おしゃれ】
能登島は半島と二本の橋でつながってる。
珠洲でダイビングして観光しながらこの日は夕方。
ツインブリッジを渡り、けっこう走る。相当僻地、いや失礼まさに奥座敷。
到着したお宿はなんだかおしゃれ。玄関入るとこれまたきれいでピッカピカ。
それもそのはず2014年にリニューアルオープンしたばかりなんだね。
先代のお父さんの代から民宿を営み、今は息子さんが若旦那として切り盛り。
若いイケメンの息子さんらしい、しゃれた和の空間が随所にある。
部屋は全4室で、内装はどの部屋も異なる。
わたしの泊まった部屋は12畳ほど。赤かべ真新しい落ち着いた部屋。
窓を開ければ目の前が小さな船着き場。
女子の部屋も見せてもらったら、こちらは群青かべ。
板間に畳の小上がり付きの、これまたおしゃれな空間でした。
【2mの船盛りってどんなよ】
お料理は畳部屋に和椅子でいただきます。
食べきれないほど地元食材を使った料理が出てくるんだけど、
やっぱ売りは豪快な船盛りなんだろうねぇ。
この日の参加者は7名。さすがに2mとはいかないけど、でも見たこともない大きさの船盛りが運ばれてくるんだよね。
この大きさになると一人じゃ運べないから、えっちらおっちら二人がかり。
そいで、どーーーん!!
キツネ鰹(ハガツオ)のお頭が船尾に、鰤のお頭が船首。
甘エビ、メジナ、イカ、マダイ、、もう鮮魚の玉手箱やぁ〜♪
主人『甘エビ以外はみんなこの前で穫れたものです。』
ご主人に聞いてみたら、さすがにこのサイズの船桶は売ってないらしく、
船大工に特注で作ってもらうんだとか!。
人数が10人いれば一番デカい船盛り、いや、もはや船そのものが登場するわけだ。
ん〜んこれは見てみたい♪
今回は島をゆっくり見る時間がなかったけど、能登島だけでも1日十分に楽しめそう。
能登島の対岸には、日本有数の温泉地として名高い和倉温泉があり、来島者も多い。
ガラス工芸館、水族館、カフェ、釣り、ダイビング、レストラン併設の温泉に道の駅。
次回は能登島で少しゆったり過ごしたいと思う。
《追伸》
夏に続いて今回も金沢の実家に寄ってみた。
昼過ぎに着くのを伝えてあったので、酒饅頭と姉の作ったオハギでしばしお茶タイム。
よくしゃべる姉が、
『能登大納言で作ったオハギで、、こっちが和菓子に合うコーヒーを焙煎して、、、』
説明がとまらない。。。