ちょっと嬉しいけど、ちょっとさみしい訳
お湯割りがいい。寒くなってきたら俄然いいね。
芋のお湯割りは染み渡るよ。
こちらはご存じ世界遺産の島屋久島が誇る芋焼酎“三岳”。ふくよかな甘みと芋の香がお湯割りで引き立つ。
最近はコンビニにも売ってたりするからねぇ、いや全く便利な世の中だ。
でもこれが嬉しいことなんだけど、なんだか微妙な心境だ。
と言うのも、毎年、屋久島のお隣の小さな島、口永良部島に行くんだけどね、
宿は何度もこのブログで紹介したことがある、民宿くちのえらぶ。
この民宿のコンセプトははっきりしていて、手つかずの自然を素朴な手作りの宿で楽しむと言う趣向。
だから必要最低限の物しか置いてない。
当然ながら食事をするリビングにはテレビもない。
だから楽しみはというと、
その日一日をみんなで振り返ったり、島の現状を聞いたりしながら島の食材を頂くんですね。
そうすると、やっぱり“三岳でしょう”てことになる。
つまり、わたしにとっては
口永良部島=島の食材を使った家庭料理=三岳、
こういう方程式が成り立つわけで、毎年毎年楽しみにしているのが心境。
まぁ三岳は売れ筋の商品ですし、そう高くもないので鹿児島の島料理をだす居酒屋なんかにもおいてあるのはわかるんだけど、
まさか東京のコンビニにあるとはねぇ〜。
なんだかラッキー4割、寂しさ6割って感じ。
あなたも島旅で感激した食べ物や食材があったら、なるべくお取り寄せせずに、今度行くときの楽しみにしてみるといいよ。
それだけで今度の島旅が数倍待ち遠しく、豊かな物になるから。
先日の能登視察の時に寄ったカフェ。
“二三味珈琲(にざみコーヒー)”
豆の焙煎と販売が主力らしいが、カフェがあってちょっとしたスイーツも頂けるようになってた。
そこで飲むコーヒーも美味しいのだが、豆を買ったところ、これがめちゃめちゃ美味しい。
お取り寄せができるようだけど、あえてしないと思う。
来年行ったときに、またカフェでゆっくりコーヒーを頂いて、お土産に豆を買おうと思ってる。
今度はロールケーキも一緒に食べてみよう。
ふふふ、とても楽しみだ。
三岳は東京でも簡単に買えるけど、口永良部島の素晴らしい温泉に入り、そしてあのお宿の空間で頂く三岳が格別なんだと思う。
と言うことで、来年もあの素晴らしい素朴な島、
口永良部島に行くのも楽しみだなぁ。