島旅と島旅のあいだに
もうすぐ佐渡島。
それまでは伊豆半島にちょこちょこと日帰り。
さて、今日は骨太の読書の話。
世界三大幸福論というのがあるらしい。
アラン、ラッセル、そして、、、
わたしは特に強く「幸福になりたい」と思っているわけではないんだけど、
森信三せんせいの本に紹介されてあったので、
ヒルティの幸福論をがんばって読んでみた。
「がんばって」と強調したのは、とにかく骨太なんだよねぇ。
量もさることながら、かなり眠くなるし、、
それでも☆三つの内容だと思うのは、
その中に、すぐに実践できるとてつもなく為になる内容が書かれているから。
いくつか紹介しようと思うんだけど、その前に冒頭で骨太だって言った訳は、
なかなか読み進めないだけでなく、ヒルティの主張がとてつもなく硬派なわけ。
こんな主張、、、
『われわれのよわいは七十年にすぎない。
あるいは健やかであっても八十年だろう、
よしその一生が労苦と勤労であったとしても、
それにもかかわらず、なお貴きものでしたと、
これが幸福なのだ!』
いかがかなこの骨太の主張
つまり、“働けぇい 幸福はその最中に訪れる”と。
随所にとてつもなく為になることが書かれてあるが、
世に言うブラック企業の経営者が読んだら、
「これ教科書に洗脳させたろ」と思うかも。
なんたって彼はこう言い放つ、
「完全なる長い休息は必要なく、そのような中に幸福はない」
はは〜ん、ヒルティが幸福論を書いたのは今から130〜140年前。
そのころは水中世界を楽しむなんて趣味は無いからねぇ。
知ってたら彼もたまには島旅に出かけ、
海中世界を楽しんだり、旨いもの食べたりし、
そして温泉に入って、こう言うな
『はぁ〜気持ちいい』ってさ。
さてさて、今月15日は中秋の名月。佐渡で見る月はどんなだろう。さぞや“花”があるかな。
追伸
画像は島旅に欠かせないサンダル。
濡れてもOK、歩きやすい、船で磯で滑らない!