8月の島旅は能登半島とトカラ列島へ
夏は(も)やっぱり島旅でしょ!
10日〜13日で奥能登、25日〜28日トカラ列島と
魅力的な島旅が続きます。前々回のブログで宿泊
先について書きましたが、今回も宿泊する民宿
についてのお話。
能登半島への島旅は、自分の生まれ故郷と言う
こともあり、「石川県は海も山も祭りも、食も
職も見所いっぱいなんだよ」という気持ちだ。
だから、あっちも行きたいこっちも行きたいと
なり、案外楽しみ方が確立してない気がする。
その象徴となるのが宿泊先。毎回違うところに
泊まっている気がする。定まってないわけだね。
自分の性格からして、『ココの宿は素晴らしい』
となると、次ぎもそこに泊まることになるはず。
それが決まってないという事は決定打にかけて
るといわざるおえない。
でも、今回行く民宿はちょっと期待してる。
1回も泊まったことがないにも関わらずだ。
理由はいろいろあるが、やっぱ電話応対。
「電話だけで何がわかる」と聞こえてきそう
ですが、宿泊先と生の声でコミュニケーション
ができるのが電話のみなんだから、そこから
推測するしかないんだよね。その電話で感じた
のは、〔素朴〕〔正直〕〔ひかえめ〕という印象。
まぁあとは実際に泊まってみての感想だけどね。
このお宿が良かったら、来年は能登の夏祭りの
日程にあわせて行こうかと思う。能登は奇祭大祭
の宝庫といわれるほど祭りの多い地。夏の盛大
なキリコ祭りなんかは迫力満点だからね。
お次は八月末のトカラ列島。
トカラに関してはだいたい泊まるところは
決まってて、口永良部島と口之島、屋久島に
泊まることが定番。
ところが、今回は口之島には泊まれないこと
になった。梅雨時期の災害復旧工事が遅れ、
工事関係者が宿泊するためだ。そこで急遽、
中之島の民宿に泊まることにして、連絡をしたわけ。
でも、ちょっと不安が、、、。
理由はこれまた電話対応。先方に日程と人数を
伝えたところ、なんだか〔困惑〕してる感。
まぁでも、田舎は見知らぬ人には構えるのが普通
だから、しょうがないのかな。
中之島は、港の近くに素晴らしい泉質の湯があり、
今回泊まる宿はそのすぐ目の前。利便性はとても
いいので、その他の不安がはずれることを祈ろう。
およそ完璧なんてモノはないし、快適がすなわち
思い出(忘れられない)につながるとも限らない。
そんな知り合いの島旅の思いで話を1つ。
トカラに行ったときのこと。午前に中之島を
出港し、口之島、二ヨン礁とまわり、午後中之島に
帰港の予定が、急な時化で中之島に戻れなくなった。
急遽、(やっとの思いで)口之島に入港。乗船者
みんな、荷物は中之島に置いてきたため、宿の
親父さんのパンツや寝間着を借りて泊まったそうな
(みんな波を被ってびしょ濡れ)。このときの話は
何度も聞かせてもらった。若い女の子も、お母さん
のダブダブの服を着せられた様は想像するだけで
笑えるし、大波の中ずぶ濡れになって、やっとの
思いで港に入った記憶と併せて、生涯忘れない
だろうね。
結局振り返ってみると、旅の記憶ってうまく
いったことか、順調なことってあんま覚えてない
よね。
追伸
上の話を聞いてからは、トカラに行ったときは
同じ所に2泊するときも、荷物は宿に置かずに、
船に乗せるようにしてる。