島は船で、
暖かくなってきました。島旅の季節。
ゴールデンウィークの前半は伊豆諸島・八丈島に行ってきます。
八丈島に行く方法は主に2つ。飛行機とフェリー。
飛行機は全日空が一日3便、フェリーは東海汽船が前日夜出航の朝着で運行している。
今回はフェリー、橘丸で八丈に向かいます。
個人的には「伊豆諸島の島に行くならフェリーでしょ。」と思ってる。
飛行機でも八丈によく行きましたが、
とにかく飛んでる時間は1時間も無いのに、安全検査やら何ちゃらは普通にかかるからね。
なんだかセワシイ。
まぁこれだけ文明の進んだ近代においては、
船と飛行機を比べると、船のゆったり感の方が、非日常を感じるのではないかと思う。
初めて伊豆諸島に行ったのもフェリーでの八丈島でした。その後良く行ったのが新島。
これもフェリー。新島の場合は飛行機の選択肢が基本ありませんから、選ぶべきもなく船です。
(実は調布からセスナがでてるけど。)
20代のころ、とにかくワクワクしたものです。
だって夜に船に乗って、朝、着いたらそこは島。
これを想像するだけでワクワクしたものですよ、ね!わかるでしょ!。
船の中でもビールとつまみ買って、甲板に出て走る船の夜風にあたり、
まわりの夜景にサヨウナラを云えば、そりゃぁ気分は映画の主人公、は言い過ぎだけど、
二流小説の登場人物くらいにはなれるよね。
まぁそんな訳で、とにかくフェリーでの島行きは、
最近にわかに自信が持てなくなってきた海馬を程良く刺激し、
若かりし頃の汗くささを思い出させてくれるのである。
“汗をかき 甲板に上れ上れ 涼しいぞ
油のにおい朝日に消え 島につく”