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2016年3月31日 (木)

伊豆半島の春は海の中からも、、

伊豆半島の春は海の中からも、、
伊豆半島の春は海の中からも、、
3月30日はホームのあたみに出かけました。
初夏を感じさせるほどの陽気。桜の開花も一気に進み、湯前神社の桜はほぼ満開。
この神社前の桜は毎年チェックしているのですが、熱海では一番早く咲くソメイヨシノ。
熱海城の桜はまだ4分ほどですかね。

海の中はワカメが大分成長してきました。まだメカブは大きくありませんが、しっかり春を感じる景色。


もしかしたら、あなたも味噌汁に入っているワカメとか、酢の物くらいしか食べたことがないとか?
多分それは乾燥ワカメで、輸入物だったりするかもしれないね。
旬の採れたてワカメはそれはそれは、香り、歯ごたえとも格別。一度食べたら絶対毎年食べたくなる。

ワカメしゃぶしゃぶは、パッと見事に緑になる若芽と歯応えが楽しめてお勧め。


話は少し戻って、月曜日に行った熱海のお隣、伊豆山でこんな話が出ました。
お世話になっている船長の川口さんが、
『ほんとカジメが減って、このままだとアワビサザエ居なくなるんじゃないか心配で』。

『じっさいサザエの肝がやせてるもんねぇ』と

たしかに減っています。とんでもないくらい。
カジメは、潜っていて普段は茶色いし、ゆらゆら揺れて見た感じの景観も美しくないので、
どちらかと言うと、ダイバーには人気がありません。
ただ、カジメは海の森林の代表選手で、
幼魚の隠れ場、産卵場、アワビサザエの餌ととてつもなく重要な存在。
そのカジメが大幅に減ってるんだからこりゃ問題。

この話をしていたから、『もしや今年はワカメも、、』と思っていたので一安心。


“桜色 海はワカメゆらりで 湯に瞬緑 
 シャキリと残る春の磯の香(か)”

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