魂の島 ヨロン
奄美群島最南端“魂の島”与論島に行ってきました。
隆起珊瑚で出来たその小さな島は、鹿児島でありながら沖縄辺戸岬までわずか22キロ。
沖縄が近いのに奄美な、不思議なところ。
今回の日程は2泊3日。沖縄経由の飛行機でのアクセス。
ただ、沖縄からはエッライ小さいプロペラ機。
到着してまず最初の感想は、
『暖っけぇ〜』
出発日早朝の東京は零度。
こちらは20度ですからそりゃそうだよね〜。
短い日程でしたが、民宿の女将さんやお土産屋のおバアとのふれあい、
すてきなビーチにパワースポットめぐり、
名物料理の鶏飯にもずくソバとかなり楽しめました。
きっとまた直ぐに予定立てて行くと思う。
さて、色々と楽しい出来事があったので、
何から話そうか迷うところ。まずはタイトルをきめてご紹介していこうと思います。
その1『みそ豆とアオサで22490円!!』
その2『極上ビーチめぐりとパワースポット』
その3『もずくソバは蕎麦にあらず』
とこんな感じで。
海のお話が無いね。またそれはそれでね。
ではでは一回目↓↓↓
【みそ豆とアオサで22490円!!】
今回お世話になった民宿は汐見荘さん。
空港のお迎えの時から満面の笑みで歓迎してくれたのが女将のしず枝さん。
このしず枝さんの話だけでも相当長くなるくらい語れますが、それはまたの機会に。
今回のタイトルにある出来事は、あるお土産屋さんでの出来事なんです。
民宿は一番の繁華街?茶花地区にあるため、買い物や散策に超便利。
みんなでお土産を買いに出かけたんですね。そこで目に留まったお店が、〔よろん名物店〕。
名前からしてチョット怪しい感じですが、別に変なお店ではありません。
竹おばあちゃんが一人でやってました。
売っているのは、主に観光客に向けた食べ物系お土産。特に特徴があるわけでは無かったけど、
何となく吸い込まれて、、、、
入ると直ぐに竹さんが味見をさしてくれます。
『あんた達にもこれあげないと。ハイこれ食べて、美味しいよ。全部あたしが作ってるのよ』
と言って出来立ての“しおのかほり”という饅頭を食べさせてくれました。
「お、おいしい。おかあさん美味しいよ」
『そうだよ!添加物とか何にも入ってない。全部私が作ってるんだから。凄い人気なんだよぉ』
ゲストの一人がお土産にその饅頭を12個箱に詰めてもらい、それを二セットほしいと言いました。
他のゲストもつられて、じゃあお土産はココで買おうとなったわけです。
私も買うので、レジに行き、
「んじゃ、おかあさん、アオサとパパイヤ漬けと、みそ豆2個ね。」
『はいー、ありがと。』
おかあさんがレジを打つんだけどこれが問題。
『え〜と、アオサ560円とピピ、パパイヤ500円ピピ、、』
ここでもう一人のゲストがおかあさんに質問、
「おかあさんこのお饅頭はどのくらい日持ちする?」
『それは3月の8日まで、そこに書いてあるよ。添加物とか全然入れてないから、美味しいよ、、』
『、、え〜と〜、アオサ560円ピピピピピ、みそ豆360円ピピピピピピピ、ちーーーーん』
22490円!!!
「ちょっとちょっとちょっと、おかあさん!みそ豆買って2万は無いでしょーよ。(笑」
『まちがえたよ。もう一回』
とまぁ4人が買い物する間、ずっとこの調子ですわ。
結局こっちが電卓たたいて計算して払う感じ。
しかもおかあさん不思議なのが、レジ打つんだけど金額はその場で帳面に付けてるんだよね。
「おかあさん、凄いじゃない今日の売上げ」
『そうだよ。ご協力ありがとうございます。昨日も良かったんだよ、ホラ』
と言って帳面をめくって見せてくれました。
「あら、凄い!4万の日もあるじゃない」
『これは仕入れ、赤。今年は蒸し器もレジも新しくしたから大変よ〜』
レジは新しくしたそうですが、レジ打つ人が新しくないからねぇ〜、などと内心想いながらも、
すっかり竹さんのお店に長居をしてしまったとさ。
《追伸》
竹おかあさんの店“よろん名物店”ではこんな物が買えます。
しおのかおり(100円)、みそ豆(360円)、パパイヤ漬け(500円)、アオサ(560円)、自然塩、黒糖アンダギーetc