与論島『もづくソバは蕎麦にあらず』
沖縄ソバが蕎麦粉を使っていないのと同じく、ここ与論島の“もづくソバ”も蕎麦にあらずです。
小麦粉に特産のモヅクを練り込んだもので、つまりうどんだね。
わたしは無類の蕎麦好きなんだけど、うどんも好き。
それにこう言う島メニューは、「やっぱ食べとかないとね」ってことで。
一番有名なのが空港近くの“青い珊瑚礁”と言う店。もづくソバを作る工場直販。
でも、気に入ったのはそこではなく、
茶花漁港近くの〔泰斗寿司〕。
ダイビングの合間に濡れたウェットスーツのまま入店出来ると聞いて、しかも2月だから暖かい物が食べたい!
暖簾をくぐると、ウェットのままにも関わらず、優しく案内してくれました。
メニューを見ると、たしかに寿司屋なんだけど、蕎麦、定食類もあります。
ちなみに蕎麦は全部もづくソバ。そして、安い。
金目アラ煮定食とか“人気イカ墨汁”なんてのもあるけど、まずは“もづく天麩羅ソバ”を。
でもこの“もづく天麩羅蕎麦”って、
知らないとモヅクの天麩羅が乗ったお蕎麦だと思う人もいるかもしれない。
こちらは、もづくの練り込んだソバ(うどんだけど)に天麩羅を付けたもの。
早速実食。
スープが薄味で暖まっておいすぃー。
麺も腰があってなかなかいけます。なんだか他のメニューも気になったので又行きたいと思う。
最終日に食べた空港近くの“もづくソバ”は予想していたとおりの歯ごたえの無さ。
どっちがいい悪いは好みでしょうから、なんですが、わたしゃ断然にこの泰斗寿司のソバが良かったです。
空港においてあるガイドマップにも載っているので、与論に来島の際はどうぞ。
ただし、ガイドマップにはこんな風に書いてある。
『与論一美味しく無い店?、おすすめできる料理はございませんが、これら食べずに島から帰るべからず』
画像は与論島の海中で良く出会う、カメ吉さん。
人面岩もあった!