島旅ちょいアイテム
“ゆったり島旅ふれあい記”と言うこのblog記事を書いているわたし。
使っている腕時計はSEIKOで、
ハガキを書くときに使うのは万年筆と筆ペン。
セーラーにプラチナに、あかしや竹筆。
日本の小さな離島への島旅が何よりワクワクし、
その時、外でコーヒー飲んだりに使うタンブラーは燕三条。
海遊びに使うウエットスーツは千葉産で、
ナイフなんぞは岐阜の関。
メモ用ノートはアピカでござる。
とこうやって並べると、なぜ日本の小さな島へ出かけるか分かってくれたであろうか。
ついでながら、島旅に出かけるわたしの会社名は、
有限会社わの海という。
ここまで書くと、なんか休日にパスタなんぞとてもじゃないが食えない。が、そうでもない。
ペペロンとかアンチョビとか大好きだ。
そんな“わ”の島旅で意外に重宝するアイテムが、
この潮汐表。
最近ではネットで見る方が多いのかもしれないけど、
1年分がこれほどコンパクトにまとまっているのはやっぱ便利。
月齢と一日に2回ずつある満潮干潮が一目でわかるから、お月見にも使える。
なんでこれが重宝するかというと、まず船に荷物の積み込み作業をするとしよう。
すると大潮(満月新月付近)の干潮の時は結構つらい。
氷と飲み物の入ったクーラーなんかただでさえ重いのに、高低差があるとさらに重労働。
また、磯遊び海遊びにはコレ必需品。
特に南の珊瑚礁の島旅では、もはや絶対的必需品。
一般に珊瑚礁ではリーフが形成され、それは満潮時は水面下に没し、干潮時に顔を出す。
このためリーフに取り残された生物の採取をする場合は干潮時に狙う。
泳ぐ場合、リーフ内ならいつでも良いが、
外洋にでる場合は干潮から満潮に移る時間でないと帰ってこれなくなる。
これは、満潮時にリーフ内に満ちてきた海水が、干潮に伴い、今度は沖に出て行く。
この時一番抵抗の少ないところ(水路)に海水が集中し、強い流れをうむ。
かくして、水路を通って外洋に出た旅人は時間を誤ると、帰るに帰れない。
ということで、
この島旅ちょいアイテムの潮汐表は、チョイどころかとてもありがたい。
しかも、近くの釣具屋でタダ同然でもらえる。
画像の潮汐表は沼津のもの。大きさもハガキくらいでちょうどいい。
コレ見てると、春の大潮時の昼間が少し滅入ってくる。理由はまたの機会に・・・