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2016年1月 2日 (土)

新春から臭いネタ

新春から臭いネタ
お正月から匂いにまつわる話で恐縮です。

【臭いOR懐かしい】
晦日大晦日も変わらず伊豆半島に出かけました。
場所は久々の伊豆山。
伊豆山は熱海市伊豆山。伊豆の語原になったという、伊豆山権現伊豆山神社がある場所。

伊豆山神社は鎌倉幕府を開いた源家頭領、頼朝が崇拝していたことで、その後徳川家まで参拝する習慣が続きます。
最近ではパワースポット、縁結びなどの評判で、けっこう観光客が集まっている。

ちょうどその伊豆山神社の眼下に見えるのが、伊豆山港。ダイビングの船はここから出港します。
お世話になるのは真弓丸の川口船長と奥さん。
体調を壊し入院までしていた船長だが、今は元気になり、奥さんと仲むつまじく出迎えてくれた。
でも、まぁ、体こわした原因が酒だからねぇ、と言っても自分も気をつけないとと自戒の念。

この日は(も)潜った後に奥さんがおいしい味噌汁を作ってくれた。しかも豪勢な伊勢エビ味噌汁。
しかもイカの一夜干しも焼いてくれて。
思えば伊豆山と言えばこの“おもてなし”だ。真弓丸には先代の島さんの時からほんとにお世話になった。

ここで他にはない伊豆山の“おもてなし”について書いてみよう。
・イカ焼き味噌汁
・お茶
・温泉
・たき火

書くとどれもそんなに珍しい物でないかもしれない。でもね、これをスタンダードに提供してくれる。
つまりムラがない。頂けたりいただけなかったりでなく、いつも提供してくれる。
その為には準備が必要だよね、
伊豆山の温泉は温度が高い。だから来てから入れてると熱くて入れないわけ。
たき火だってそう。我々到着したときは、もう火がついてます。ごうごうとね。
また煤がすごいんだ。灰が舞い上がってね。まぁこれも一つ伊豆山の名物だね

このたき火の勢いがスゴイがために、服にはすっかりたき火の灰のニオイがつく。なかなか強烈でね。
全員、このたき火のニオイなもんだから、車も当然このニオイ。店に帰っても、家に帰ってもこのニオイ。

伊豆山と言えばこのたき火のニオイ。
今回久々に訪れた伊豆山。なんだかこの服に付いたたき火のニオイが懐かしく感じた。


“冬空に、たき火の灰権現さん、家まで続くおもてなしの香り”


本年も、ゆったり島旅ふれあい記をどうぞよろしくお願い致します。

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